午後から高所寺池周辺を散歩。
「見晴らしがいいよ」と息子おすすめの高所寺池(別所町)
私も何回か来たことがある。冬に来たが鳥はあまりいなかった。
階段ができて登りやすくなった。
登った所は舗装され、池の周りは遊歩道のようになっていてびっくり。
帰って調べたら、今年の1月10日の成人の日に、ここ高所寺池・他の市内3カ所と共に「サプライズ花火」を打ち上げたのだそう。
舗装は一部だけで、あとは草道だが、歩くのに不都合はない。
確かに、見晴らし抜群
西は金剛・葛城のあたりから信貴・生駒・・北~東 大和三山も一望。
東に香久山 池にはダイサギとカワウ
舗装の切れたところから降りると、別所町の集落。
ガマの穂 下のグリーンは雌花穂 上の黄色が雄花穂
雄花穂を手でポンと叩くと、わっさかと花粉が飛んだ。
この花粉が漢方の蒲黄(ほおう)止血剤とされる。
因幡の白兎の伝説で、毛をはぎ取られ赤裸にされた兎に、大黒様が「蒲の穂の上に寝転ぶとよい」と教えてあげたのはガマの花粉らしい。
鳥居を入る。初めて来たところかな?
森のように鬱蒼としたところを入っていく。
途中に丸太の鳥居と灯籠がある。
向こうはこんもりと山 ひょっとしたら古墳なのかな?
調べたがわからず。
春日神社(高殿町)拝殿
ここか~。以前反対側から来たことがある。
文政6年8月吉日の刻印のある狛犬
足元の盛り上がった所は何かな?
南へ出て、紀寺跡のそばを通り・・法然寺へ。
法然寺そばの道標 近くのお菓子屋の幟が括り付けられていた。
法然寺 本堂の屋根にシャチホコ
門の屋根にもシャチホコ 火除けの意味があるらしい。
香久山少林院 法然寺
『法然上人が高野山へ参詣の折、聖徳太子御誕生地・橘寺へ立ち寄られ、その帰途、村人に念仏往生の教えを説かれるために法座を持たれた紀寺に関係のある少林院という仏堂であった』後に法然寺となる。
法然上人25霊場の1つ。10番札所。
街道沿いなど各所に案内の道標があるそうだ。
今は静かなお寺だが、昔は参詣する人が多かったようだ。
門の中へ入ってみる。
サツキの植え込みの中にうずもれている石は道標だそうだ。
田んぼ道を通って駐車場所に戻る。
歩いた時間は1時間あまり。ほんのお散歩だった。