みどりの野原

野原の便り

5月27日 「お水送り」の話 日本書紀講座 

2022年05月27日 | Weblog

日本書紀講座に先立って、講師のお1人が行って来られた若狭神宮寺 若狭彦神社 若狭姫神社のお話。
若狭で行われる「お水送り」についてのお話があった。

奈良で春を告げる行事と言われる東大寺二月堂の「お水取り」
修二会という法会の中の1行事で、3月12日深夜に二月堂の「若狭井」から十一面観音にお供えする「御香水(閼伽水)」を汲み上げる神事」
(奥深くて全容の説明はできない。)

古来より、若狭と奈良は地下で結ばれているとされ、御香水として汲み上げる水は、若狭から送られてくると言われている。

今日のお話は、水を送り出す側の若狭での「お水送り」について。
奈良の「お水取り」に10日先立つ、3月2日に「お水送り」の神事は行われる。

小浜市の「若狭井」という湧水の場所から汲み上げられた御香水(閼伽水)は、数々の神事の後、松明行列に守られ、遠敷川(おにゅうがわ)の「鵜の瀬」に運ばれ、送水神事が行われ、淵に注ぎこまれる。

若狭 鵜の瀬で注ぎ込まれた御香水が、奈良二月堂の閼伽井屋の若狭井に湧きだし、汲み上げて御香水としてお供えされる。

お水送りについてはほとんど知らなかったので、説明を聞けてよかった。

日本書記講座
天武天皇9年 行幸された「朝嬬」はどこか?
御所市「朝妻」はどのあたりか?地図で検証。
「アサ ツマ」とは崩れた岸の意味もあるという。
柿本人麻呂歌集に詠まれる「朝妻」
秦氏が応神天皇から賜ったという「大和朝津間腋上の地」
朝津間腋上とはどこなのか?・・

10月4日 諸寺のまずしい僧や尼、農民、修行中の者や俗人にも布や「布や綿などを施された。

11月12日 皇后が御病気になり、天皇は薬師寺の建立を発願される。

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