みどりの野原

野原の便り

11月9日 櫟本~シャープ~柳本

2012年11月09日 | Weblog
山の辺の道は何度も歩いたことがあるが、JR櫟本(いちのもと)から歩くのは初めて。

 
   和邇下神社          本殿は重文

シャープ総合開発センター見学
創業者早川徳次氏がシャープペンシルを開発されたのが社名の由来で、今年9月で操業100周年を迎えられたとか。
次々と先を見越した製品を開発された歴史の展示を見ると、人間不可能なことは何もないように思ってしまう。

 
        珪石 これが太陽電池の原料となるそうだ。

おもしろかったのは、生物の生態を模倣して製品に応用しているという展示。

 
イルカの表皮のしわや尾びれから洗濯機の回転羽根に応用して、水の摩擦の軽減や洗浄力向上をはかる。
 右)アホウドリやイヌワシの羽根の構造を模してプロペラファンに応用。

 
トンボの翼(羽根)の断面の形からファンの軽量化・風の抵抗力を小さくするのに応用。 
 右)ネコの舌のザラザラを模倣することによって、ゴミを圧縮する仕組みを作ったり。

動物や植物ってほんとに不思議で感心することが多い。それを人間が真似る。
誕生の歴史では動物植物は大大先輩だ。

  
当たり前のように使っているシャープペンシル。考え付き製品にするってすごいことだな。
 右)初期のテレビと今の液晶テレビ 今からどんなふうに変って行くのだろう。

1時間ほどの見学は大変おもしろかった。

 
前庭にケナフが植えてあった。 CO2の吸収がよく環境に良いとあんなに騒がれたケナフ・・今はすっかり忘れられてしまった。

 
白川溜池でお弁当 治水ダムになっているらしい。 
              右)堤防の隅に実が付いていたのはメリケンムグラ?

 
石上神宮 長鳴き鳥「東天紅鶏」が野性に戻ったかのように木の上に止まっている。
烏骨鶏は蹴爪がすごい。
  
 
途中で、満開のジュウガツザクラ?

 
果樹の栽培が盛んな山の辺の道 ミカンやカキが色づいてきれいだった。

駅への途中降りかけた小雨も止み、JR柳本駅で解散。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです (ミッチャン)
2012-11-14 09:27:46
花の名前楽しみに見せてもらっています

この前に言っていた曽我川の橋の南側の木が「クスノキ」かなと思います。
なっていた実が黒くなってきて、食べて見たら干し柿の味がしました。
それと新芽のつき方がそうかなぁと。
あってたらうれしいなぁ



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ミッチャンへ (みどりの野原)
2012-11-14 23:00:45
お久しぶりです。曽我川の南端の木・・
すっかり忘れてました。ゴメン。
見てないけど、黒く熟して干し柿の味がするのはムクノキかと思いますがどうでしょうか?
クスノキは常緑、ムクノキは落葉で、葉は全く違うので見てみてね。ムクノキの葉はザラザラで爪を磨けるよ。
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あらっ (ミッチャン)
2012-11-15 08:35:57
ムクノキと書いたつもりが・・・
クスノキを覚えたところで 混乱してたみたいです。
メッチャ恥ずかしい。
ありがとう。
ムクノキと思います 今色づいています。
一度見てね
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ミッチャンへ (みどりの野原)
2012-11-15 15:47:11
私もよくありますよ。
見た人から注意を受けたりします。
間違いに気づいたら教えてね。
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