年1回の鵜殿観察会。
堤防から眺める鵜殿ヨシ原
新名神高速道路の橋脚が建って、工事進行中。
担当の方の案内で、草の道・石橋を渡る。
年1回ぐらいは来るが、1人ではとても歩けない。
ヒロハフウリンホオズキ 先日、近くの散歩で見たばかり。
クマツヅラ
ゴキヅル 果実は熟すとパカッと上下に割れる。
毎年来てもたくさんある時と、あまりない時がある。
ゴキヅルは水に強く、水の中からでも芽生える。
今年は水路に水が通ったので今年はよく繁ったそうだ。
同じく草の上に繁茂するカナムグラは水がかぶると育たず、今年は例年より少ない。
水路に水があるかないかで植物の群生状態がちがうのはおもしろい。
草の道を通せんぼするように倒れた、竹? ではなくオオブタクサ。
右)果実を1つ取り出してみた。角がある。
ホソバイラクサ 群生。
木に巻きついたガガイモ 果実が2個付いていた。(1個写る)
もう少しすると、割れて毛を付けた種子が飛び出すことだろう。
ナンバンギセル 鵜殿ではオギに寄生しているという。
アメリカネナシカズラも花盛りだった。
川原に降りた。茶色に見えるのは枯れたヤナギタデ
川の中にクレーンも見えた。
観光船が通れるように川底を深くしているようだ。
船運実現するかな?
ホソバツルノゲイトウの群落
ナガエツルノゲイトウ(特定外来植物)群落
今年初めて島状に群落をつくっているのは・・
ヒメタデハグロ では?とのこと。
魚の水槽に使われる水草らしい。 増えなければいいが・・
川原から少し上がった所にホソバイヌタデ イヌタデより薄い花色
環境省では絶滅危惧、大阪府でも絶滅危惧2類に指定されている。
毎年群生を見ているが、去年来た時、見事に刈り取られて、ゴルフの個人練習場になっていてびっくりした。
今年は、ゴルフ禁止の立札も立ち、ひと安心。
でも、ホソバイヌタデも、川原のホソバツルノゲイトウやナガエツルノゲイトウやヒメタデハグロらしいものも、みんな泥をかぶってきたない。
11月2日の大雨でこのへんまで水がきて一帯が水没したのだとか。
厳しい条件にも負けず頑張って生育している草たちだ。
今日の昆虫
左)ヨツモンカメノコハムシ
ヒルガオ科を食害し、ホシアサガオやマメアサガオやヒルガオの葉が穴だらけになっていサツマイモの害虫でもある。
右)ふ化したばかりの幼虫群。シロへリクチブトカメムシ?(ネットで絵合わせ)
午後パラついた雨に慌てて雨具をかぶったが・・無駄骨で、よかった。
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