続けて書いてしまうと何だ?と思うが、GS(ガールスカウト)の
OB会
毎年5月18日と決めてあるが今年は1日曜日になるので今日に変更。
去年は葛城古道の一部を歩き、おととしは夏見廃寺あたりで句会
(俳句)と食事。
1人を除いてみんな素人で珍句迷句ができおもしろかった。
その前はトールペイントでウェルカムボード作りだったっけ。
まあ何でもいい。結局は年1回集まってのおしゃべり会なのだ。
メンバーは50代から後期高齢者の通知が来たという人まで7人。
元はこの辺に住んでいた人も今は散らばって、橿原市3人・名張1人
・天理の山奥1人・香芝市1人・広陵町1人とバラバラな人たちが集
まった。
地域で活躍しておられるMさん・Fさん・今もガールスカウトで
活躍しておられ、物知りなUさん・登山やスポーツや絵など多才な
Tさんは、ヒマラヤやキナバルにも行く健脚 草花に目覚めて
「ヤマトグサを見た」と共通の草花話ができる。
俳句など文芸活動や歴史ボランティアされているBさん。
アイデアマンで器用、面倒見のよいHさん。尊敬できる方ばっかり。
今日は「お気に入りで10回ぐらいは来ている」というHさんお勧めの
奈良市の山手のお店「粟」へ。
近くを通ったことはあるが、私は初めてなので楽しみ。
丘全体が敷地のようなそのお店は自然いっぱい。
「お父さんヤギボス君 草刈り勤務中」駐車場から登る途中にそんな
立札があり、小屋の主はお出かけ中らしい。
藁敷きの小屋の中を見て「昼寝したら気持ちよさそう」
入口を入ると中が見渡せる。広々とくつろげそうな空間。
テーブルの上には畑のものなどの飾り付け・・ステキ
いっぺんに気に入ってしまった。
「大和野菜でのおもてなし」それに「世界の伝統野菜」も加わ
って食材は豊富だ。みんな近くの農家や敷地内で作られたもの
らしい。
キビ・アワ・コウサイタイ・コンニャク・シイタケ・仏掌イモ・
今市カブ・ヤツガシラ・ウーハン・ズイキ・ソウメンカボチャ・
ツルクビカボチャ・ウド・大和イモ・ソウメン南京・ビーツ・
黒米・・
きれいに可愛く盛り付けられた料理はヘルシー
見て楽しみ食べて楽しめる。もちろんしゃべって楽しんだ。
他、いろいろ・・・
初めて見たもの食べたものもある。
里芋の仲間
普段なにげなく食べている里芋にもいろんな種類があるんだ!
ネットで調べたら、普段店に並んでいるのは
「セレベス」・
「土垂れ(どだれ)」という早生の種類だそうだ。
「唐の芋」はズイキにする赤い茎の里芋のこと。
これは父が作っていた。「トウノイモ」なつかしい言葉。
それがこんな漢字で書くことも知らなかった。
「ヤツガシラ」は観葉植物にしたことがある。
「ウーハン(烏播)」見事な株がテーブル飾りになっていた。
お料理にも出た。これも里芋の1種。
日本の名前じゃないなと思ったら、台湾から導入されたものらしい。
半世紀ほど前は宇陀や吉野の山間部でよく作られていたが、今は
あまり作られていないそうだ。
ヤマイモの仲間
「長芋」「つくね芋」しか知らなかった。
「大和イモ」も聞いたことはあるが、すまし汁に入れられた団子
状のものは「すりおろして入れただけ」とのこと。粘りが強い。
「ブッショウイモ」テーブル飾りになっていた。
形を見ればなるほど「仏掌芋」だ。
カボチャの仲間
品種は3つに分けられる。
日本カボチャ(トウナスともいわれるねっとりとした主に煮物用で
200種類ぐらいはあるらしい)
西洋カボチャ(クリカボチャ 甘味が強い。今はほとんどがこれ)
ペポカボチャ(オモチャカボチャ・スッキーニ・金糸ウリ=ソウメ
ンナンキン など)に分けられるそうだ。
「ツルクビかぼちゃ」鶴の首のように長い。
料理に出されたものは人参のような橙色だった。
これは前に葛城古道を歩いた時に売っていた「中国カボチャ」
とは違うの?誰か教えて
コンニャクイモ大きいのは3年生 小さいのは1年生
ヤギもこの店のメンバーになっているようだ。
今年生まれた子ヤギもいる。
食欲旺盛なヤギ君に草をあげたりなでたり。癒されるわ~。
お父さんヤギ「ボス」 お母さんヤギ「ナナ」 子ヤギ
他に去年生まれたお兄さんヤギもいる。
しゃべって食べて癒されて・・
後期高齢者なんて失礼な!一番お元気なMさんを目標に、1年後
の再会を約してそれぞれの家路についた。