茨城大学農学部に隣接する遊歩道には数多くの種類の桜が植栽されており、観察しながら花見ができます。金剛桜は、他の桜よりやや早く咲くようで写真のように既に満開を過ぎる頃でした。赤茶色の若葉が出て花を包むように見えるのもまた落ち着きます。
茨城大学農学部構内に数本の大島桜があります。写真のように白い大輪の花を若葉と同時に楽しめる桜です。大木になるので、大きいものは15mを超えているものもあります。この桜は、園芸品種の桜の交配元として使われているようです。また葉が大きく、柔らかくて美しいので、塩漬けにして桜餅の材料にされていることでも有名です。
茨城大学農学部構内で咲いていました。一重のカンヒザクラ(寒緋桜)の隣に植栽されており、比較できます。カンヒザクラより開花が遅く、写真のように八重の花弁が下向きに垂れるように咲きます。やや控えめに下向きに咲いていますが、紅色が濃いので、とても存在感があります。この桜の横に前掲の横浜緋桜が植栽されています。
茨城大学農学部構内で毎年美しい花を見せてくれます。サトザクラのケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)とカンヒザクラ(寒緋桜)の交配で作出された品種と説明されていました。駐輪の一重咲きですが、紅色で圧倒的な存在感があります。