今年の茨城大学農学部周辺の桜の紹介も終わりに近づきました。写真のように「名島の桜」が満開となり、薄紅色の花弁が盛り上がるように咲いています。来年もまた茨城大学農学部周辺にある約80種類の桜を楽しみたいと思います。
令和二年の茨城大学農学部周辺の桜もほぼ終わりを迎えました。構内で白い上品な花を咲かせ、香りがとても良い「上匂桜」をご覧ください。この樹がある近くの歩道を歩くとほんのりすてきな香りが漂ってきます。今年はコロナ騒ぎで、大学の構内には入れなくなったため、歩道側から望遠で撮影しました。来年は、花の近くで存分にこの美しい花を楽しみたいと思います。
茨城大学農学部に隣接する遊歩道で、ツリバナ(吊り花)が開花していました。桜の花が終わる頃に咲いています。花の直径は8mm程度の小さい花で、枝からぶら下がるように咲きます。ニシキギの仲間で、秋には葉が紅葉して綺麗です。月頃には赤い実が弾けたようになってついています。写真は4月19日に撮影しました。
阿見町曙にあるグミの花が咲き始めました。この夏グミは、茨城県して天然記念物です。樹齢は定かではありませんが、胴回りが太く(236㎝)相当の年月を経ていると思われます。近くにある室崎神社の馬場先に当たり、村内に邪霊・悪鬼の進入を防ぐ意図で植えられたのであろうと記されています。夏には赤い実がなり食べられます。写真は4月19日に撮影しました。