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2013.04.16 美味しい塩鯖、そして生活の裏技

私は、昔は塩鯖の焼いたものが好きでしたが、最近、美味しい塩鯖と出会わ
なかったからか苦手になり、長らく塩鯖は食べていませんでした。
元々、私は刺身は好きですが煮魚の臭いが苦手なこともあり、どちらかと
いうと魚嫌いです。

ところが、先日、私の尊敬する元女板前のKさんと食品の買い物に行きました。
その日は、その百貨店の催しの日でしたので、お得な食料品がありました。
彼女は、大きな鮭(甘塩)の片身を手に取って、店員さんに「これ6つに切って。」
と言いました。私も真似をして同じ物を8つに切って貰いました。
大きな片身でしたので、8切れに切って貰っても、厚い切り身となりました。

すると彼女は、今度は塩鯖を1匹持って来て、これを4つに切ってと言いました。
私も、真似をして同じ物を、6つに切ってもらいました。
専門家のすることは、何でも真似たくなる私です。

その日の夕食は、その塩鯖を焼きました。
その美味しかったこと!感激しました。
塩鯖って、こんなに美味しかったんだ!と、何か懐かしい様な思いがしました。

 



焼き方ですが、私は今回チタン鍋にホイルを敷いて焼いてみました。




チタン鍋は、食材の当っているところだけ焼けるという性質がありますので、
大きく丸まっている背中の方は焼け難いので、その様なところはお箸で持ち上げて
又は、フォイルの端を持ち上げることにより、焼けていないところが鍋に当る様に
して、充分に焼きました。
鯖は魚から充分な脂が出て来ますから、その脂で焼けます。
この充分に皮を焼いたことが、びっくりする程の美味しさに繋がったと思います。
何故なら、皮が格別に美味しかったからです。

以前、調理師資格者のYさんがこの専用フォイルを持って来てくれて、「チタン鍋
にこのフォイルを敷いて魚を焼くと、どんなに美味しいか!」と感動を込めて教えて
くれました。
今回試してみて、確かに感動の美味しさでしたが、でもフォイルを敷く訳ですので、
あまりチタン云々とは、関係ないかも知れませんね。
他のフライパンでも、同じかも知れません。




例の元女板前のKさんに電話して、塩鯖の美味の感激を伝えますと、それは焼き方
ではなく、鯖は青森(八戸)の鯖でないとダメだそうで、それは背中をみるとすぐ
分かるとのことでした。改めて見てみると、この模様でした。
この模様の鯖は八戸辺りの鯖で、脂が乗っていて美味しいのだそうです。



6切れの内の後の5切れは、その日の内にラップで包んで、更にアルミフォイルで
包んで冷凍しました。冷凍は臭いが嫌ですが、アルミは臭いを遮断するそうです。
この美味しい塩鯖があと5切れもあると思えば、楽しくなります。

今回、Kさんと一緒に買い物に行ったことにより、魚を1匹、又は片身買ってそれを
カットして貰うという、まるで生活の裏技のようなことを教わりました。
しかし、その為には食材を見る目を持っていないといけないことをつくづく感じま
した。

※ 次回は、同じ日に買って来た「鮭」に付いて、書きたいと思います。

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