高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

「ありがとね」

2013年09月16日 00時11分28秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
何気なく掛けられた言葉のひと言に、深い意味を考えることが、時々あります。


昨日のブログにも書きましたが、今日は高島平団地の北地域の催しの日です。

生来の不器用に練習不足も加わり、私のギター演奏は酷いものでした。

バンドリーダーに借りた、フェンダーのエレキギターも、さぞ泣いてることと思います。


しかし、観にこられた人は高齢者が中心で、その寛大さのお陰か徐々に盛り上がり、演奏してる方としては、反省も多々ありますが、楽しいものでした。

やはり、音楽は理屈抜きに楽しいものです。


その言葉を掛けられたのは、演奏が終わって後片付けのために、演奏をした団地の集会室を出た時でした。

集会室の外に独りで立っていた、小柄であまり丈夫そうでない、80過ぎぐらいの男性から、声をかけられたのです。

「ありがとね」のひと言なのですが、小さな声の分だけ、逆に感謝の気持が伝わりました。


これが、「良かったよ」とか、「お疲れ様」の言葉なら、この時の感情にはならなかったと思います。

この方に今日の演奏を、誰よりも喜んで頂けたのかもしれません。

何れにしても、このひと言で地域活動に、改めて意義を感じました。


あるいは、これからの活動にもっと打ち込むよう、この方を使った神様の声でもあったのでしょうか?






『天使のためいき』 - フランス・ギャル