貧乏と貧困

“貧困”という言葉を耳にしない日が、ないような時代になりました。

その代わりに“貧乏”という言葉を、聞かなくなったようにも・・・


格差社会が進み、外見からは分からないけど、食事もまともに出来ない家庭が増え、子ども食堂やフードバンクの動きが、どんどん拡がってます。

昔は貧乏でも、食べることにそこまで困窮することは、なかったような気がします。

身なりは貧相でも、その分を食べ物に回したはず。


でも、今は横並び意識が強くなり、周りと差がないよう、外見を優先する結果でしょうか。

身なりが貧相だと、イジメの対象になるのも、容易に想像がつきます。

殺伐さが進む現代社会。

貧乏という言葉に、市民権があった時代が、何か懐かしくなります。




『チキンライス』- 浜田雅功と槇原敬之