高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

長い道のり…。

2018年01月27日 09時51分37秒 | ●“私を支える”一言・本・音楽.etc・・・
お早うございます。

昨夜も?10時近い帰宅でのんだ、晩酌の缶ビール1本が効き、結局そのまま寝てしまいました。

今日が土曜日というこも、気分的にあったと思います。


昨夜は毎月一度の、陽明学の勉強会の日。

一昨年前の2月ぐらいからの、参加になると思います。

キッカケはもう30年以上も前に、司馬遼太郎の「峠」を読み、主人公の河井継之助の行動力に関心を持ち、彼の本を何冊か買ったのですが、根元に陽明学があったのを知りました。

そして、彼の陽明学の師である、岡山の山田方谷により、関心が移ったのですが、彼について書かれた本が、全然無くて、それなら陽明学を学ぼうと、教科書ともいえる「伝習録」を買ったのですが、難しくて上巻の数ページを読んだだけで挫折。

自分の中でこんなに最短で、挫折した本はありません。

挫折と言えば、思い出深い?挫折の本として、半分近くまで読んで止まったままの、ガブリエル・ガルシアの「百年の孤独」がありました…。


その「伝習録」が、昨夜の勉強会でも教科書なのですが、毎回10P前後の範囲で勉強するのですが、先生についていても、おぼろげにやっと分かるレベルでした。

それが、その先生が昨年末に日本陽明学の祖と言われる、中江藤樹のについての本を上梓され、それを読んで伝習録に向き合うと、視界が開けてゆく思いをするばかり。

今までにはない、内観的な心の昂ぶりを、覚えるようになりました。


ここまで来るのに長い道のりでしたが、それだけの価値はあったと思います。

自分の一途さの勝利でしょうか。

一途さは一念にもなりますし…。




『The Long and Winding Road』- Robert Palmer
コメント
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