2010.06/08 (Tue)
いきなりの辞任で、一日二日バタバタして、もう、新閣僚の話と新総理の話ばかり。あの時、とやかく言われたこの件、既に霧の彼方になってしまいましたが、ちょっと待って下さいよ。面白い話だったのに。
これまでにも、言い方を少しずつ変えながら、同じことを言ってきました。
いきなりの辞任で、一日二日バタバタして、もう、新閣僚の話と新総理の話ばかり。あの時、とやかく言われたこの件、既に霧の彼方になってしまいましたが、ちょっと待って下さいよ。面白い話だったのに。
これまでにも、言い方を少しずつ変えながら、同じことを言ってきました。
情報は(特にネットでは)、あり余るほどあるのだけれど、それを取捨選択するのは、なかなか難しい。反対にテレビ、新聞だけだと、情報はどうしても偏ってしまう。
テレビ局、新聞社、共に自身が圧力団体であり、利権団体でもあるのだから、利権がらみの圧力には屈服することもある(というより、屈服しまくり、かな?)。だから、中には、意図的に偏った報道をしているところもある。
それで、振り回されず、騙されずということに気をつけるんだけれど、なかなか、難しいことです。けど、やらなきゃ、ということで、「見詰める」という手段がある、ということを書いてきました。(「主体性の確立」と書くと抽象的になるのであえて、こう書きます。)
ちょっと日数が経っても、「見詰める」ことで見えることは多い。
第一、世の中「黒白はっきりさせる」なんて言っても、「或る時点で真っ白と真っ黒に分かれる」なんてあり得ないでしょう、そんなくっきりした話。
見詰めて、そこが鮮やかになったら、周辺も以前よりは見通しが利く。その程度が、普通です。
「あの時、鳩山総理は親指を立てた」。
もう少し「見詰め」たら、もっと見えるようになりそうだ、とは思いませんか。あの指の立て方については、「やった、という意志表示だ」という捉え方からの論評が、ワッと出て、それで終わりだったのですが。
確かに、「親指を立てた」という言葉だけ見ると、何となく「よし!やったぞ!」と、とれます。小沢、輿石と、三人で話をした。出て来た時「よし!やったぞ!」ならば、それこそ、「腹案を持って、三者会談に臨み、小沢氏をも辞めさせた」となります。でも・・・・。
テレビで何度も、あの場面は流れましたが、あの時の親指、「よし!」という雰囲気、でした?何だか行き掛かり上、勢いで、二人には見えないように、ちょこっと隠れたような形で出した感じ。
「よし!」という決意のあらわれなら、親指、普通、力が入って、反り返りませんか?
あの時は歩くのに合わせて、腕を挙げ、手を開くとも、指を立てるとも、はっきりしない形でした。つまり、中途半端なメディアへのサービスだったんじゃないか。
やっぱり、「そろそろ、辞め時だ」と引導を渡されたんじゃないかな、と思うんです、二人に。総理から切り出したんじゃなくて。つまり、お芝居。敵役の小沢氏が脚本書いて。
輿石「今まで、引っ張ったけど、今だ。今辞めないと(参院選)、勝てない」
鳩山「大丈夫でしょう。少しくらい負けたって。あと、三年は大丈夫なんだから」
小沢「・・・・・・」
輿 「そうはいかん。オレはこのままじゃ勝てそうにないんだ」
鳩 「え、大丈夫なんじゃないの?教組の票は」
小 「・・・・・」
輿 「そんなこと言ってたら、引っくり返されるぞ。ここで負けたら、解散に追い込まれるかもしれん」
鳩 「でも、私がやめたら、小沢さんも、だ。総辞職しなけりゃならないから。首の挿げ替えといっても、幹事長もすぐは戻れませんよ」
輿 「そりゃ、覚悟の上だ。党をつぶしては何にもならん。」
小 「・・・・・オレ一人悪者にしとけばいい・・・・」
鳩 「・・・はい」
よくもまあ、こんな妄想を。指一本立てたくらいで。でもね、
テレビ局、新聞社、共に自身が圧力団体であり、利権団体でもあるのだから、利権がらみの圧力には屈服することもある(というより、屈服しまくり、かな?)。だから、中には、意図的に偏った報道をしているところもある。
それで、振り回されず、騙されずということに気をつけるんだけれど、なかなか、難しいことです。けど、やらなきゃ、ということで、「見詰める」という手段がある、ということを書いてきました。(「主体性の確立」と書くと抽象的になるのであえて、こう書きます。)
ちょっと日数が経っても、「見詰める」ことで見えることは多い。
第一、世の中「黒白はっきりさせる」なんて言っても、「或る時点で真っ白と真っ黒に分かれる」なんてあり得ないでしょう、そんなくっきりした話。
見詰めて、そこが鮮やかになったら、周辺も以前よりは見通しが利く。その程度が、普通です。
「あの時、鳩山総理は親指を立てた」。
もう少し「見詰め」たら、もっと見えるようになりそうだ、とは思いませんか。あの指の立て方については、「やった、という意志表示だ」という捉え方からの論評が、ワッと出て、それで終わりだったのですが。
確かに、「親指を立てた」という言葉だけ見ると、何となく「よし!やったぞ!」と、とれます。小沢、輿石と、三人で話をした。出て来た時「よし!やったぞ!」ならば、それこそ、「腹案を持って、三者会談に臨み、小沢氏をも辞めさせた」となります。でも・・・・。
テレビで何度も、あの場面は流れましたが、あの時の親指、「よし!」という雰囲気、でした?何だか行き掛かり上、勢いで、二人には見えないように、ちょこっと隠れたような形で出した感じ。
「よし!」という決意のあらわれなら、親指、普通、力が入って、反り返りませんか?
あの時は歩くのに合わせて、腕を挙げ、手を開くとも、指を立てるとも、はっきりしない形でした。つまり、中途半端なメディアへのサービスだったんじゃないか。
やっぱり、「そろそろ、辞め時だ」と引導を渡されたんじゃないかな、と思うんです、二人に。総理から切り出したんじゃなくて。つまり、お芝居。敵役の小沢氏が脚本書いて。
輿石「今まで、引っ張ったけど、今だ。今辞めないと(参院選)、勝てない」
鳩山「大丈夫でしょう。少しくらい負けたって。あと、三年は大丈夫なんだから」
小沢「・・・・・・」
輿 「そうはいかん。オレはこのままじゃ勝てそうにないんだ」
鳩 「え、大丈夫なんじゃないの?教組の票は」
小 「・・・・・」
輿 「そんなこと言ってたら、引っくり返されるぞ。ここで負けたら、解散に追い込まれるかもしれん」
鳩 「でも、私がやめたら、小沢さんも、だ。総辞職しなけりゃならないから。首の挿げ替えといっても、幹事長もすぐは戻れませんよ」
輿 「そりゃ、覚悟の上だ。党をつぶしては何にもならん。」
小 「・・・・・オレ一人悪者にしとけばいい・・・・」
鳩 「・・・はい」
よくもまあ、こんな妄想を。指一本立てたくらいで。でもね、
「恐縮ですが、幹事長にも、退いていただきたい、と。」
全ての任命権を持つ、党代表、現職総理が、引退の発表をしているんですよ?
その場で、自分の任命した幹事長の処遇を「恐縮ですが、退いていただきたい」?この物言い。
おかしいでしょう。
いくら馬鹿丁寧な物言いをする人だからといっても。
「国民は聞く耳を持たなくなった」と言うのに。
全ての任命権を持つ、党代表、現職総理が、引退の発表をしているんですよ?
その場で、自分の任命した幹事長の処遇を「恐縮ですが、退いていただきたい」?この物言い。
おかしいでしょう。
いくら馬鹿丁寧な物言いをする人だからといっても。
「国民は聞く耳を持たなくなった」と言うのに。