CubとSRと

ただの日記

強烈なことが書いてある。

2020年06月10日 | 心の持ち様
2012.11/14 (Wed)

 こんな分かりやすい、でも、誰も言おうとしなかったこと。

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 「石破幹事長の議論は何故虚しいか」
         
                 ~夕刻の備忘録より~


 三年前の選挙で有権者は如何なる判断を下したか。
 自民党がダメだから民主党に投票したのではない。

 民主党が素晴らしいから。
 民主党が夢のように素晴らしいから、投票したのである。
           
        (略)
 増税もせず、手当もくれ、高速道路も無料になり、基地問題も解決し、年金も確保され、株価は三倍になり、アジアは一つにまとまり、世界は平和になって、全人類が笑顔で暮らすようになる、と主張した「夢の政党:民主党」に投票したのである。

 あの時、民主党に勝てる政党など世界中の何処にも無かったのだ。ここまで荒唐無稽なマニフェストを掲げる頭のオカシナ政党は他に無かったのだ。だからこそ、有権者は夢心地で投票場に向かったのである。
        
         (略)

 仮に石破の言うように、自民党がダメであり、民主党に勝る「良い政党」にしなければならない、というのであれば、あのマニフェストを何十倍も上回る「荒唐無稽の主張」をしなければ、「夢心地の有権者」は、自民党が民主党より良い政党だとは認めないだろう。だから無理なのである。
 あの民主党のマニフェストを真に受けるような人々に、自民党の方が優れているなどと納得させる方法は存在しないのである。
 それが証拠に、同じタイプの、おそらく同じ人達が今、維新某を歓喜の声と共に迎えているではないか。

         (以下略)
 
 http://jif.blog65.fc2.com/blog-entry-838.html


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「民主党は初めてなんだから、もう少しやらせてみたらどうだ」

 「自民党みたいに一年で政権投げ出す総理じゃどうしようもない」

 「民主党は案外だったけど、自民党も駄目だから」

 「はしもとさんは『やってくれそう』な気がする」

 等々、ですね。

 確かに「愚民政治」そのものだったと思います。
 でも、最近さすがに工作ばりばりの街頭インタビューでも、「えっ?」と思うようなこと言う人がちらほら。

 あの時は確かに、冷静に考えたらあり得ない公約を民主党は掲げていたんでした。
 昨日、みの氏、「もう一度、このマニフェストでやらしてくれ!という気はないのか」と民主党の議員に向けて言ってましたけど、本気なんでしょうかね。
 まさか、ね。
 いや、それこそが備忘録氏の言う、
 「『夢心地の有権者』は、自民党が民主党より良い政党だとは認めない」
 というやつだから、思いっきり本気なんでしょうね。
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同列は無理だよ(11月3日)

2020年06月10日 | 重箱の隅
2012.11/07 (Wed)

 所用あって神戸に戻り、3日目。
 朝、テレビをつけたら、辛坊次郎の「ウェークアップ+」をやっていた。
 民主党細野大臣。そして橋下大阪市長。
 
 憲法廃棄とか、改正とか、改正のための道筋をつけるとか、色々言ってたけど、「廃棄」、「改正」、「道筋」など、同列に論ずるのは変じゃないか?と寝惚けた頭で思っていた。

 だって、そうでしょう?
 いきなり「廃棄」、なんてできゃしない。同じく唐突に「改正の話」もできゃあしない。

 「核について議論をすることは必要だ」
 と、故中川昭一氏が言ったら大騒ぎになったことがある。
「核についての話し合いは、核兵器を「持つ」「持たない」以前に、どれだけの効果(破壊力ではなく、戦争の抑止力等)があるのかから、とにかく始めなければならないのに、国内はおろか、周辺の国々にまで緊張がはしったのだけれど、中川氏の急死で、頓挫してしまった。
 その時の反対勢力が政権を握っているのだから、どう考えたって「話し合い」、「議論」をしようという方向に向かっているわけはない。

 確かに「憲法破棄!」と宣言すればそれで済む。やるかやらないか、だけのことだ。そんなもの、法律がどうのこうのじゃない。

 敗戦後、そして独立後、結局は何かを変えようとした時、いつも力づくだった。  大体、物事って、それでなければ動くものではない。
 身近な例では彼女にしたい、となると、「何が何でも押しの一手だ」と言うではないか。そうでなければ「土下座して拝み倒す。」よく見りゃこれだって結局は「力づく」、だ。
 政治家がよく言う「えいやっ!」とやってしまうしかないのだ。
 早い話、掛け声掛けなきゃ自分の腰だって持ち上げられなかった経験ありませんか?嫌々ながらでも何かやらなきゃならないって時に。
 眠くてたまらないけれど、しなきゃいけない何かがある。そんな時に、掛け声掛けて自分を叱咤激励して・・・というのが普通でしょう?政治だって同じです、人間だもの。

 個人でそうなのだから、集団、国、となれば猶更です。
 けど、今、「廃棄」、ということで「えいやっ!」とできるか。まず、無理でしょう。「えいやっ!」とやるには少なくとも国民の半数の同意が必要でしょう。でなければ、それ、革命とかクーデターの扱いを受けるしかない。

 じゃあ、改正は? 
 改正は廃棄と違って「えいやっ!」じゃ駄目です。地道にコツコツと少しずつ少しずつ。
 「憲法を」、ではない。国民の意識(と言うより感情、でしょうか)を変えていかねばならない。だから時間がかかります。

 つまり、今できることは道筋を「格好だけ」つけておく。それだけでしょう。
 あのとんでもない「憲法改正のための手続き条件」をなくすことだけです。

 何しろ「保守」の定義すら明らかにしていない(できていない)議員やコメンテーターが「保守政党は何とかかんとか」とテレビで軽口叩いているんです。
 そして大半の国民は、それを「なるほど、ごもっとも」と思って聞いている。

 こんな状態で「憲法の改正」なんかとんでもない。こんなんじゃ「廃棄」なんかしたら、それこそ流血なしに革命憲法がつくられる。流血は後からやってくるだろうけれど。

 最近のことでいいんだから、「まずは考えること」、からでしょう。
 田中は田中でも、文部大臣の方、今回の大学の創設認可取り消し騒ぎ。
 どう考えたっておかしいのに、新聞、テレビ、結構
 「大臣の言うことにも一理ある」
 なんて言ってませんでした?
 「大臣だからこそ、深慮が必要なんだ」
 というべきを。

 こんなごく普通の物の見方を国民全員が持とうとすれば、世の中は結構短期で大きく変わると思いますけどね~。

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