9月29日(火)
11時。歯科医院。
先日のこと(忘れ物を取りに帰り、予約時間に遅れそうになった)があるので、今回は気を付けて。でも、今日は雨が降ってないから。
車で行ってそのまま義兄の所に向おうかとも思ったのだが、もし治療に手間取ったり腫れや痛みがあったりしたら、これは危険だろうと思い、やめた。
今日は歯の治療だけ、ということにしといたほうが良い。
出掛けに、カブのアイドリングを調整し、出る。
今日、犬歯に被せ物をして第一段階終了、と病院も自身も思っていたのだが、隣の臼歯の、犬歯と接触しているあたりに虫歯が見つかった。
木を食べて洞(うろ)を作りながら生きている虫がいる。啄木鳥がその虫の住まいと思しきところの近くをつついて振動を与え、嚇(おど)し、びっくりして出てきたところを自身の食料にする。後に大きな穴が残るけれど、啄木鳥がつつかないで放って置いたら、穴は気付かないうちにもっと大きくなっている、ということになる。
歯の側面に横穴のようにできた虫歯も、気づかずに放って置いたら、もっとすごいことになっていたに違いない。
それで今度は、その臼歯の上部の、以前に補修してもらっていたところにまで傷みが広がっていることが分かった。横穴のような虫歯は、上部にまでつながっていた。
これで都合三か所、虫歯になっていることが判明。それどころか、更に奥の臼歯にも虫歯がwwww
いや、笑ってはいられない。「神経のそばまで広がっているから」、と麻酔を打って研削開始。
打たれなきゃ痛みで気が狂いそうになるか、いい歳した爺さんが泣き出してしまったろうけど、打たれたら打たれた、で下唇から下顎ににかけて全く麻痺してしまって、ドリフターズのコントのようにうがい一つできず、水がダダ洩れになる。
これ、上顎左右・下顎左右、と分けた中の、右側下顎だけの話だ。全区画の、まだ4分の1だけで、ここまで。
それで、上の標題をつけた。 「どこまで続く泥濘ぞ」