1月22日
7時過ぎに目が覚めた。目が覚めただけで、眠い。一瞬でもう一度眠りに落ちる自信がある。睡眠時無呼吸症候群、という奴で目が覚めただけなのかもしれない。
しかしここで自信に満ちて(?)もう一度寝たら、きっと一時間半は、寝る。今日の歯の治療は9時40分からの予定。
雨が降っているから、歩いて行かねばならない。20分はみておかなければならないから起きるしかない。
血圧は130前後で落ち着いている。昨日は血圧が驚いたことに160あった。下も90を超えていた。その上に妙にドキドキすると思って脈を取ってみたら時々止まる。拍動は大きいのに、時々消える。
以前に父の行っているデイサービスから電話がかかってきて、
「お父さんの脈が時々止まるので、診療所に行きます」
、と言われ、慌てて診療所に駆け付けたことがある。
父には不整脈があった。
脈が弱いけどちゃんと動いているということで、一安心したが、その時診療所の先生に
「脈が弱いと拍動が分かりづらいけど」
と、親指一本で測るのではなく、人差し指・中指・薬指の三本を揃えて診れば間違いないと教えられた。
やってみればなるほど、拍動にも様々な形があることが分かる。
昨日のそれは脈が取り立てて早いわけではないが、時々止まる。三本指で診れば、止まってないことはわかる。けど、止まったように感じた時は、妙な胸苦しさがあり、次の瞬間には何事もなかったかのような鼓動が指に伝わって来る。胸苦しさと言うより、胸騒ぎのような何だかざわつく様な感じになると言ったらいいか。
今日は、それはなかった。昨朝のは夢かと思うくらいに平常に戻っていた。
林檎を一個食べたら、早くも9時過ぎ。
本当ならもっと早くに食べ終わって、ゆっくり準備ができたはずだが、いつものことで「もしかしたらズボンが入らないかも。太ったから」、と正月三が日からダラダラと続いた飽食の日々を思い出し、林檎の皮をむく途中で衣装チェックをしてしまった。結果としてはこれが良かったんだけど。
過食と運動不足が相まって、随分と太ったらしく、ズボンのボタンが留まらない。ジャケットは誤魔化せてもズボンはそうはいかない。
結局79センチのコーデュロイ二本だけが辛うじて穿けた。
でも、これだと20年以上前に買ったパパスのジャケットしか着られない。 仕方がない。ズボンに文句はつけられない。不摂生していた自分が悪い。
歯の治療は20分くらいかかった。二番目に取り掛かった歯が、数か月たって、やっと最終段階に入ったようだ。
帰りも小雨の中を歩いて帰る。
帰り着いて、精算票や予約票を忘れてきたことに気付く。