正月3日
8時半起床。寒いが思ったほど左脚の痛みはない。
それでもストレッチはそれなりにやって、10時近くになって国旗を掲げ、洗濯を始め、朝食を摂る。
今日で餅がなくなった。朝の御神酒も終わり。
ただ、朝飲んだわけだから、今日はバイクもクルマも乗ることは出来ない。
バイクから乗り初め、数年後にクルマの免許は取ったものの、教習所を一歩出てから十五年以上はハンドルを握っていなかった。
バイクはクルマより平衡感覚の異常が運転に出る。習い性になったのだろうか、おかげで酒を飲んだら運転はしない。というよりバイクもクルマも全く運転する気にならない。これは好都合だった、と今でも思う。
それでも、今日は三日、なわけだから、晩酌は予定されている。
しかし、食べたいものがなくなってきた。それなりにありあわせの物で肴を作ればいいのだが、あんまり面倒なことはしたくない上に、肉を食べたい。
じゃ、買いに行くしかない。歩いて行くしかない。朝、飲んだから。
昼過ぎて、買い物に出る。
スーパーマーケットへの道すがら、行きつけのバイク店の前を通ると店が開いていた。偶然店主の姿が見え、あちらもこっちを発見して新年のあいさつ。
「もう店を開いたんですか」
「家に居ると朝から酒飲んでばかりなんで」
何処も同じ初春の昼、か。
「こっちも朝から飲んでいるもんだから。今日は歩いて買い物に」
ところが、スーパーマーケットについてみると、人の気配が全くない。
入口のシャッターには非情にも「四日から営業します」の一文。
仕方がない。駅への階段を降り、改札口前のコンビニでカニカマとキャベツの千切りを買って、酒の肴の一品、サラダを作ることにした。
ま、これも良かろう。