11月10日(水)
雨は今朝方まで、ということだったが、どういったわけか加古川辺りから北区辺りにかけてだけ雨雲が居座り続け、「時雨」と言えば時雨かな?と言った感じの時折りの小雨が降る。
西の方は不思議なことにそのたびに陽が射し、明るくなるんだけど、こっちは結局のところ、一日、雨がち。
まさかこんな天気の日に剪定に来てもらうことになるとは思っていなかったのだが、不思議と作業の開始時には雨が止む。
以降も作業を始めると雨が止む。雨が止んだときを見計らって作業をしている、というわけではないらしい。
チェーンソーで短時間の中に次々とカイヅカイブキが半分の高さになっていく。しばらくするとチェーンソーの音が止まり、静まり返る。庭師の姿も見えない。
どうしたんだろうと思っているうちに、またチェーンソーの音が住宅街の静寂を破る。これが数回繰り返され、家の周囲が開けた。
どうもその都度軽トラックに切った枝を積み込み、捨てに行っていたらしい。
4時頃、作業が終わる。以前に切ってほったらかしにしていた楠の大枝も一緒に始末してくれた。
今日、急に冷え込んできたので、つい炬燵を出してしまった。12月の初めに、と思っていたのだが。
今年は(今年も?)五月になっても炬燵を出したままだった。
梅雨が近くなって、さすがに炬燵はないだろうと片付けてから、まだ半年も経ってない。
猫じゃないけど炬燵で丸くなるのは好きだ。首まで潜り込んでウトウトするのは酒を飲むのと同じくらい好物だ。
両方ともなかなかやめられないという中毒性はあるが、酒と違って宿酔いはないし「禁断症状がぁ~っ」とまではいかないから一年の半分以上虜になるのかもしれない。
「ま、それも良いか。何しろ街中より気温が二度は低いし、朝夕の冷え込みは(山の上だけど)山間地並みだし」。
「夏の暑さは熱中症が心配だ。冬の冷え込みは脳梗塞が心配だ。年寄りは自分の体力を過信しちゃいかん」
・・・・などと自己弁護して置く。