6月3日(金)
昨日は昼前に神戸駅近くの珈琲店に行こうと思ったが、例によって結局出たのは12時40分過ぎ。店に着いたのは1時を10分ほど回った頃で、いつも通り(?)もうマスターは居らず、奥さんが一人で忙しく立ち働いていた。
コーヒーを一杯飲んで、やはり肴になるものをと地下街に降りたら、これまたつい余計に色々と買ってしまった。ただ、それぞれの量は少ないから、飲んでる途中で微妙に足りなくなるような気がする。
「帰ってからまた何か一つは作らないとな」と思いながら帰って来る。
バイク店の近くまで帰ってきて、物は試し、明日にお願いするつもりでいたカブのオイル交換を今からできるか、聞く。
幸いなことに、すぐできるからということでやってもらう。
オイルを抜きながら各所の点検。チェーンは全く問題がないので調整は不要。タイヤの空気圧も前後共問題なし。気になっていたエンジンケースから漏れる異音は、あと千キロ走った時に開けて調整予定。
オイル交換時、ドレンボルトを(緩める時は問題ないけど)外す瞬間に、ボルトと一緒にサッと手を引く。そうしないと熱くなったエンジンオイルが手に掛かり、火傷をする。
そうは言ってもネジが完全に外れた瞬間、というのは分かりにくい。熱くなっているネジを摘まんだまま、流れ出そうとする熱いオイルがかからないようサッと手を引く、ってのはなかなかに難しい。
猫がちょっかいを出すように、ちょっと回しては手を引き、という動作が熟練していても必要なんだな、と妙なところで感心する。
オイル交換やチェーン調整くらいは自分でしなきゃ、という意見もあるが、廃油をゴミとして出すより、廃油業者に引き取ってもらった方が合理的だし、何より安心だ。チェーン調整も工具を揃えて素人がやるより多少の技術料は当然のこととして専門家にやってもらった方がこれまた安心だ。
自分でやりたい人はやれば良いけど、珈琲店の奥さんやバイク店主が全くと言っていいほど無駄のない動きで忙しく立ち働いている姿を、「カッコいいなぁ」と思いながら見ているのも、なかなか。