8月12日(木)
雨、雨、雨。そして、雨。
月曜日のゴミ当番は、初めて雨の中での作業だったが、大したことをする必要もなく終わる。
今日、木曜日は二回目。そしてこれで当番は御役御免となる。
と言うことなのだが、またもや雨。今回は二回とも雨。
でも、二回とも大したことをする必要はなかった。月曜は掃除の必要すらなかったし、今日木曜日だって鴉除けのネットをまとめるくらいで終わる。
そういえば集積場の掃除は必要なかったものの、なぜかティッシュが一枚、コンクリートの床面に張り付いていた。
他には全くゴミがなかったし、そのティッシュだってただ濡れて落ちているだけ。
ゴミ袋からこぼれ出てしまったものなら、他にも散乱している筈だが、一枚だけ丸まって、所在なげに落ちている、というのはちょっとシュールだ。
自分がゴミを出すときには、前回みたいに9時半でも既に回収した後、といったことがあるのに、当番の時は不思議なくらい10時を随分回っていても、未回収だったりする。
今日もそれだった。
10時をだいぶ過ぎた頃、わりと強く雨が降る中、あの頭からかぶる雨具を着て腕の生えたてるてる坊主みたいな格好になって様子を見に行ったのだが、まだゴミは整然と隙間なく置かれてあった。
取り立ててどうと言うこともない話だから、本当はあえて日記に書くことでもない。
けど、こんな「どうということもない」、「敢えて日記に書くことでもない」話も、時間の中に並べてみれば同じ重さの「出来事」なわけだ。
ということは、書かなければ十把一絡げの「取り立ててどうということもない、記憶に残らない一日」、となる。
そして、そうやってしまうと、振り返った時「意味のない毎日を過ごしてきた」とか「取り立ててどうと言うこともない面白くもない毎日だった」と、つい思って(査定して)しまう。
同じことでも「日々是好日」と感じることもできるのに。