おいしいしあわせ

しあわせは いつもあたたかなキッチンから・・

田舎パン

2006年11月18日 | パン
先日催事でニセコ奥土農場というところの
天然酵母で石釜焼きのパンが売られていました。

ここのパンを知っていたわけではなくて
ほんとうに偶然の出逢い。
家にはパンが焼いてあったし
ケーキやいただき物も多くて 買うのをためらいましたが
やはり食べてみたくて ひとつだけ購入してみることに。

天然酵母で石釜焼きが売りのパンを
実は食べたことがなかったのです。
今までは天然酵母のパンは買ってもオーブンで焼いているモノ。
もしかしたら 知らない間に頂いていることはあったかも
しれないけれど。

自分でパンを焼くようになってから
パンを焼くこと自体が好きなので 
パン屋さんに足を運ぶ数が激減してしいましたし
主人は どちらかといえばご飯がすきで
パンは家で焼きたてが食べられれば 十分な人。
 
だから割と郊外にあったりする
石釜焼きのパン屋さんに足を運んだりしないんですよ。
私は食べてみたかったけど。

このパンに出会うちょうど前の日に 
ローカルでパンの特集を見ていて
家からは かなり離れた石釜焼きのパン屋さんが
「おいしいから石釜で焼く ただそれだけ」と
おっしゃっているのを見ていたのも手伝って
どうしても買いたくなっちゃて。(笑)


かなりの素朴さんの見栄えのこのパンは
お味も外見のまま。
もっちりと素朴で 天然酵母の良さはここよねと
思うようなパンでした。

私は 自分の勉強しているイーストのパンが
一番好きだけれど
天然酵母の良さもわかるし 
おいしいとも思うから時々は頂いてみたいし
ずっと先には お勉強もしてみたい。

私の周りには60代や70代の方がお勉強を続けて
いらっしゃるし お子さんが独立されてから
はじめられた方もいて 一緒に試験を受けて
先生になられた方もいらっしゃいます。
すてきな歳の重ね方だと思う先輩が身近に
いてくださるのは 本当にすてきなこと。

だから私も どちらのパンの良さも受け入れながら
大げさだけれど 生涯
パンと一緒にずっと歩いていけたらと思うのです。