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農事組合法人上片モーちゃんクラブ(代表理事 菅原啓悦)は,栗原市金成上片馬合地区の和牛繁殖農家7戸で構成する畜産法人で,構成員各戸で生産された子牛を集合施設で共同哺育育成する事業を計画しています。
6月末に事業の核となる哺育育成牛舎が完成し,平成22年7月15日に「(農)上片モーちゃんクラブ哺育育成牛舎落成祝賀会」が開催され,構成員及び関係者計35名が出席して,盛大な式典となりました。
牛舎は,くりはら地区畜産担い手育成整備事業により整備され,子牛50頭の飼養規模です。また,哺乳ロボットを導入し,哺育作業の効率化が図られています。
祝賀会に先立って現地見学会が開催され,(社)宮城県農業公社から事業概要や施設機械についての説明がありました。祝賀会では,菅原代表理事から「2年前から事業を計画し,関係機関の支援により本日落成式を迎えることができた。これからいよいよ共同飼育事業が開始されるので,より一層の支援をお願いしたい」との挨拶がありました。また,栗原市長,JA栗っこ組合長並びに普及センター専門監から祝辞が述べられ,出席者全員からも一言ずつお祝いのメッセージが送られました。
7月中に,4頭の受入が予定されており,いよいよ共同飼育事業の開始となります。普及センターでは関係機関と連携し,当畜産法人が地域肉用牛基盤強化の核として発展するよう育成,支援していきます。
完成牛舎
菅原代表の挨拶
現地見学会の様子
集合写真
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144