身につけたことをアップデートしてみましょう

台風の到来シーズンとなり残暑も少しは落ち着きつつありそうですが、皆さんいかがお過ごしですか。
来週から後期授業が開始されます。卒業学年の皆さんは３月の卒業式まであと半年ほどの期間となりましたね。

20年近く前に出版されたとある書籍を久々に読み返した時、サン・マイクロシステムズのＣＥＯだった方の
コメントが掲載されてたのですが、非常に印象に残りましたのでご紹介したいと思います。

「スキルは蓄積するものではなく、更新するもの」

皆さんが今まで勉強してきた知識や技能といったもの、それは皆さんの自身に身についていると思います。
それらを駆使して課題や試験に向かって取り組んでいったとき、思うようにいかないこともあるでしょう。
無論、卒業後の進路先でも同様のことが起きると考えられます。

なぜそうなるのか。その理由がこのコメントに表されているのではないでしょうか。

勉強したから、知っているからそれ以上のことをすることはない。で、終わっていませんか。
常に勉強したことや知っていることに更新（アップデート）をかけていくことを心掛けてほしいです。

例えばゲームをやっている時、一度身につけた操作テクニックを使い続け思うようにいけば
楽しく続けていくことができますよね。でも、しばらくするとワンパターン化してつまらなくなりませんか。

そこでそのゲームをやめてしまうのか、それともテクニックにアレンジを加えて楽しみを見つけ出すか。
これらを続けるか否かでプロとアマの境界線が生まれるのかもしれませんね。

皆さんは自分の持っている或いは身につけた知識やスキルを更新する気持ちがあれば
後期の授業は一層興味深く、楽しく取り組めるのではないでしょうか。
時間はかかることですが先生方と一緒に自分をアップデートしていきませんか。

情報処理科　矢野