アラフォー世代の私。中学のころ、英語の時間に「ペンマンシップ」というのをやりました。きれいに筆記体で字を書けるように練習させられたもんですよネ~。ところが大人になって外国人の友人たちの字を見てビックリ!! 特にアメリカ人!筆記体なんて書かない人が多い!! ぜ~んぶ大文字で書く人もいたな~・・・ じゃ、なんで日本人はあんなに筆記体を練習させられたんだ?
ところで、キリル文字も筆記体があります。ブルガリアでは何と!小学校1年生からノートに書き取る文字は、印刷されている文字とは違う、筆記体!! もちろん小さな子供はゆ~っくりゆ~っくり書いていますが、大人、特にある程度教育を受けた人、特に女性は、シャッシャッシャッ!! 日本人の私から見てもきれいな字って分かる!! スゴイ!!
ただ、キリル文字の筆記体は、私も最近やっと難なく読めるようになりましたが、最初はぜんぜん読めなかった!! たとえば・・・
Д(アスキーアートの鼻でおなじみ)の小文字はラテン文字のg、Т はラテン文字のm、筆記体の大文字がこれまた分からん!! なんだかタコかイカみたいになるし、Г もよく分からない形に!!
友人の娘さんで6年生のアンゲラちゃんに聞くと、
「書き順があるんだヨ」とのこと。日本語もそうですが書き順が間違っていなければ急いで書かれた文字もちゃんと読めますネ。
どうも私の観察では、ブルガリアでは語彙の多さと文字のきれいさはその人の品格を表すようで、きちんと適確に長い単語を話したりすると「インテリゲンテン(=intelligent)」と思われるようです。英語圏でもそうだそうですが、言葉の使い方でクラス分けされてしまうのかも・・・ 日本では教育程度にかかわりなく話の上手な「腕」のある人は好かれ、一目置かれたりするのでこれは大きな違いのようです。
ところで私の書く筆記体、ブルガリア人から見て・・・ 読めるには読めるらしいけど、どう見えるのかな~?