おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ワインレッドなココロ ~安心できなくなった地帯・・・

2012-01-21 01:44:59 | うんちく・小ネタ

最近のワタシの悩み。それは、楽しくお酒が飲めない・・・ そのワケは

Merakliisko ブルガリアに来た最初の頃、ブルガリアのお酒、特にワインのおいしさと安さにはビックリしたものでした。700mlのボトルのワイン、有名なブランドのものではなくても、例えば「ソフィア」と名前のついたワインはいくつかの会社が出していますが1レバ(その当時70円ほど)そこそこでもとてもおいしく感じたものです!! さらにはペットボトルに入った安ワインでも、手軽な飲み物としてちょうどよかった!スーパーマーケットでも近所のパビリオナでも売られている「メラクリイスコ」という2リッターのペットボトルに入ったワインは、この量で2レバ50(今のレートでは125円ですよ!!) まさに毎日飲み、「ワタシジュース」感覚で飲むのにピッタリ!! だったのですが・・・

日本に一時帰国していたので自作のワインを飲めず、さらには市場に「ドマーシュノ・ヴィノ」(自家製ワイン)が並ぶ時機も逃してしまっておいしい手作りのワインが飲めないでいるこの冬、なんだか市販のワインが全体的に薄くなっているような気がしてなりません。景気が悪い今日この頃、出来たワインを水で薄めているのッ?! と激怒したくなるほど薄い味、もしかしたら出がらしのぶどうで作ったワイン色の水(!)にエタノールを混ぜて(それもかなり少なく。アルコール度10%っていってるけどホントはビール並みの5%もないんじゃないの・・・)売ってんじゃアないの!?(怒) 何せ、どんなに飲んでもまったく酔えない、というか、味がない・・・

Carrefourbulgarianwine 最近、「メラクリイスコ」ワインのボトルに、なにやらぶどうの模様なんかが入って、少し高級感(? 2リッターで125円で高級感もなにもないでしょうが・・・)を出そうとしているようですが・・・ さらにはフランス系スーパーマーケット「Cルフール」で売られている一番安いワイン(ブルガリア産ですが)、これがまたすさまじくぶどうの味がしない・・・ だいたいワインの国を自負するフランスのスーパーが認めて出しているワインなんじゃあないの!? そんなことならもう少しまともな味、というかワインらしい味にしてくれよ~、っていうか、ホントにぶどう、使ってんの? いっそのこと同じぶどうの産物である「ラキヤ」をまぜて飲まないと、お酒を飲んでる気がしない!! ところが、このラキヤもホントは40%くらいのはずなのに20%くらいしかアルコール度がないんじゃないかと思うほど・・・ それに最近では、「市販のラキヤは、どうやって作ってるかハッキリしないし、第一何が混ざってるかわからないからアブナイぞッ!! これで身体をこわしたヤツもいるくらいだし・・・」なんていわれてるそうで・・・ (っていうか飲みすぎが問題なんじゃないの?と疑いたくなりますが。) ホントにどうなってんの? 「インドの密造酒事件」じゃないんだから・・・ あ~、コワっ。

Russianhoppy 割って飲む、というか、強いお酒を混ぜて飲むといえば、その「Cルフール」、いろいろな外国製品が売られているのですが、そこで見つけたのはロシアの飲み物、「クヴァス」!! ブルガリア語では「パン種」とか「酵母」の意味ですが、ロシアでは「地球の×き方」にも出ている、黒パンを発酵させて作った清涼飲料!! ブルガリアで言うところの「ボザ」と同じ系統ですが、とろみはあまりない意外とサッパリした飲み物です。ちゃんと泡もできるので、これって日本の「ホッピー」の黒みたいに、「ナカ」をウォッカにして飲むと、見た目黒ビール風の「ホッピーの焼酎割り」みたいになんないかな?(浅草の「煮込み横丁」が懐かしい・・・) でもブルガリアのビール、7%なんてのもあるし、だいたいここ数年黒ビールの味がシーズンごとに変わってる気がするので、実はこんな方法で作られていたりして・・・なんて疑惑もわいてきちゃいます。。(ちなみに「ボザ」、”飲むとグラマラスになる、という女性にはうれしい、ブルガリアのビール”と紹介されていたこともありましたが、ボザをウォッカで割って飲む・・・ 想像しただけで・・・ウウッ・・・TOT マズそう。考えたくないな~)Nikomiyokocho  

ワタシがワインを飲む最大の理由、それは「ポリフェノールを摂る」!! だいたい、老化防止なんだから!! アラフォー世代のワタシには切実な問題なのに、そのポリフェノールが摂れないんじゃ、ワイン飲む意味、ないじゃん!! 安くてもおいしい、そして身体にいいワインが飲みたい!!

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3 コメント

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「室長」様、こんにちは。 (むうちえ)
2012-01-28 00:18:55
「室長」様、こんにちは。
そうですよねえ・・・ やっぱり6レバくらいのワインは飲まないといけませんよねぇ・・・ 10レバ出すと本当においしいワインが飲めますね(日本円にすると500円なんですが・・・)

安部克則さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
ブルガリアワインを扱っておられるんですね!! ブログやHPをお持ちでしたら教えてください!! ワインのことは時々しか出てきませんが、お役に立ててうれしいです。またのコメントお待ちしております。
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去年からいろいろありましてブルガリアワインを輸入して... (安部 克則)
2012-01-24 15:36:33
去年からいろいろありましてブルガリアワインを輸入してます。ブルガリアの情報不足を補ってくれるのがフボボな生活です。
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moochieさん、こんにちは、 (室長)
2012-01-21 10:50:05
moochieさん、こんにちは、
 ブルの安ワイン情報、興味深いですね。確かに、ワインの味というのは、本当に難しい。日本では、700mlで、1200円以上出すとおいしい。

 それでも、あなたの言うとおり、ポリフェノールさえ採れればよい、との考えなら、高いワインを買うのは勿体ない。

 日本では最近、輸入のブドウ果汁(恐らくは、乾燥果汁として輸入する)を発酵させ、保存料を一切入れない、そういう形でのワインがあります。
 たとえば、Suntoryが出している「酸化防止剤無添加のおいしいワイン」というのは、1800ml入りの紙パックで、860円ほどで、スーパーで売られている。ミディアムボディと表示があるけど、頼りない味。

 本当に、何か物足りない味なのです。同じく、輸入ブドウ果汁製で、酸化防止剤無添加でも、サッポロという中小企業製の赤ワインは、700mlのガラスの瓶入りで、900円ほどだったか、或いは1000円だったか、これは結構行ける味なのです。
 そういえば、同じサッポロでも、ペットボトル入り(1500ml)で、900円ほどの、やはり輸入果汁+酸化防止剤無添加は、Suntoryよりはおいしいけど、瓶入りほどはおいしくない。ポリフェノールは「2倍増」などと書いてはあるけど。

 ともかく、ブルでは、ワインは安いのですから、小生なら、6Lvくらいは支払って、結構おいしいのを飲んだ方がよいと思う。でも、欧州ではどこでも、酸化防止剤入りで、そこが少し残念。

  Kvasは、ベラルーシで良くペットボトルで売っていたけど、全くおいしくない感じです。黒パンは、パン屋で焼きたてはおいしいけど、翌日からは、結構不味い。でも、ドブルジャのパンよりはおいしかった。最近は、ブルでも、おいしいパンが出ていると思うけど、ロンドンのパンは美味でした!
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