乾燥した、カーッと暑い夏から、さわやかな秋に移りゆくブルガリアの田舎町ペルニックですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? 私はというと、夏の疲れが出ている感じです・・・ (別にどこかにバカンスに行ったわけでもないのに・・・)
夏休み残りわずかでも元気一杯のモミーチェたちは、それでもまだ暑い昼間はへそ出し、肩出し、背中出しの格好で歩き回っています。そしてその親世代以降は、午前10時くらいまでカフェでウダウダとヨモヤマ話をして体力を保っているみたい。30代半ばの私、ヤポンカとしてはへそ出しするのもなんだし、(こちらでは子供をベビーカーに乗せたお母さんたちもへそ出しですが・・・) かといって毎日カフェでウダウダするのも(第一ブルガリア語で世間話する相手もいないし、そんなことしたらかえって脳ミソが疲れちゃう!!)・・・ なんて思っていたら、頭痛とビ熱で2~3日休むハメになってしまいました。トホホ・・・
この土地の夏の乾いた暑さや昼と夜の温度差は、私にとっては要注意です。日中、外はものすごく暑いのですが(今年の夏は40度まで気温が上がったみたいだし・・・)、ウチのアパート(1F)に帰ってくると「クーラー効きすぎ」と同じくらいの温度。夜は毛布と肌かけが手放せませんでした。
そういうわけで、こういう土地に便利なのが「ベスト」!! Tシャツ1枚で外出し、帰宅したら羽織る前開きのベストです。また、この時期には午前中暑くなるまでの間にも着ています。おばあさんたちは自分で飼っている羊の毛をつむいで毛糸から作った手編みのベストを自分でも、また孫たちにも作ってあげて着ているのをよく見ます。
あと、キルティングベストも人気です。「ダウンベスト」ではないけれど、中に綿が入っていてポケットもついてスポーティーな感じが若い人にも人気。
かくいう私も、1枚8レバ(560円くらい)で手に入れました。「NIKE」じゃなくて「NICE」というところがなんともアヤシイ・・・(この「NICE」なベスト、近所中でも大人気で、老若男女を問わず着られているのを目にします!!」) でも、何といっても背中が温かくてとてもいいのでよく着るようにしています。
このタイプのベスト、1年中出しておかないと・・・ 日中暑くても、夏でも一回夕立が降るとすぐにものすごく涼しくなったりして。もちろん、真冬でもみんな着ています。
ハア~。そういうわけでまたアプテカ(薬局)に行ってウプサリン、エフェラルガン、そしてブルガリア人の大好きなビタミン・ツェー(Cのこと)を買ってくるハメに・・・ 体が気候に慣れるのって時間がかかるのネ・・・。
確かに昼は暑くても朝晩冷えますよねえ。
この手の名前は本当に多くて、以前にも書きましたが電化製品はもっとすごいですよ。Naiwa(ちなみにNの字にはサンヨーのNの字のデザインをパクっています。このパクリ感はすごいですよ!)やSQMY(パッと見「SONY」に見せたい。)などなど・・・
面白いですねえ。
SQMYって・・・(笑)