MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

スカシバの来訪

2009年10月07日 | 季節
 今年もスカシバがやってきました。
 初めて出逢ったのは去年の初秋。窓辺のフジバカマの葉の間を飛んでいたのを見つけたのです。

 山育ち・田舎村育ちの自分が見たことのない種類の虫がいる……。
 ちょっとした驚きでした。
「スズメバチに似ていて、でも、くびれがないような虫知ってる?」と夫に聞いてみましたが、都会育ちの夫も全く知りません。

 子どもの昆虫の本を開いてみつけたのが「オオスカシバ」(スズメガ科)。
 なんと「蛾(ガ)」の一種でした。

 「スカシバ」=「透かし翅(羽)」。
 蜂のように透き通った翅をしていて、大部分の翅には鱗粉がないのですって。
 体は鱗粉で黒と黄色の模様になっていて、蜂そっくり。
 擬態してるんですね。
「オオスカシバ」以外にも、いろいろな種類の「スカシバ」がいて、それは「スカシバガ科」という分類なんだそうです。


 本当は写真を撮って載せたかったんですけど、飛ぶスピードが速い&とまらないものですから今年も撮影できませんでした。
 来年も来るかしら?

<参考>
オオスカシバ - 東京昆虫記録館 - 写真付きで詳しいページです。
「幼虫はクチナシの葉を食べます」という一文に納得!フジバカマの横のクチナシの木で育ったのかもしれません。
スカシバガって何? - 東京昆虫記録館
コメント (2)
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