新年度、「PTAって何をするの?」「PTA会員になったけど……」というときに、PTAに関する本を読むことが、PTAを理解するうえで役に立つと思います。
PTAに関する本は、日本の図書館の分類「日本十進分類法」では「374.6 家庭と学校との関係」に分類されます。まず、「374 学校経営・管理 学校保健」の棚を探してください。(大きく分けると「370 教育」の中にあります)
パラパラとめくってみて、読みやすそうな本を選ぶのが良いと思います。
あまり出版年が古いものよりは、最近に出版されたものの方が、今のPTAの事情・保護者の事情を反映しているので、出版年もチェックしてみて下さい。(必ず本の終わりの方に出版情報があります)
過去記事「『七人の敵がいる』『まさかわたしがPTA!?』」でも紹介した2冊『七人の敵がいる』『まさかわたしがPTA!?』は2010年発行ですが、下の2冊も2008年と2009年発行で、今のPTA事情を知ることができる本です。
『PTA再活用論 -悩ましき現実を超えて-』
川端裕人 中公新書 2008年(中央公論新社)
この本は、「PTAってなんなの?」と疑問を感じた人にオススメ。著者自身が、同じ疑問を持って実際に活動し、取材しているので、非常に共感できる内容です。
「PTAの歴史」から、あちこちのPTAの「問題」「改革」にも目を向けています。
これからのPTAをどうしていくのか、実際に現在PTA会員である私たちこそ真剣に取り組んでいかねばならないと、考えさせられます。
批判したり敬遠しているだけでは決して変わらない現実が見えてきます。
『PTAのあいさつ・司会進行・文書の事典』
PTAマナー研究会 2009年(法研)
表紙には、「PTA行事の進行、おつき合い、あいさつ、文書~保護者が苦手としているPTAの悩みを一挙に解決!」という頼もしい文章が書いてあります。
イラストも多くて読みやすいですし、分かりやすい本です。
とくに、役員や正副委員長など「あいさつ」をする機会がある方にオススメです。
この2冊を読んで、私が再認識したのは「PTAは大人が集まる組織である」ということ。
しかし、本当の「大人」としての責任ある行動ができている人間は少ないということも感じました。
おつき合いのマナーも、TPOをわきまえることも、情報の管理も、「大人」として必要なことばかり。
「組織」の大変さは、仕事で経験している人も多いでしょうけれど、PTAは「無償・ボランティア」であるゆえに敬遠したくなるのも分かります。(参加しないまま卒業する人もいますし……)
震災後、社会貢献・ボランティア活動の大切さが見直されて、子どもたちに「良い経験だから、やってみなさい」という保護者も増えていると思います。
その同じ口で、「無理」「面倒」「お金もらえないんでしょ」と言ってはいないでしょうか?
子どもたちも、そんな親の姿勢を見ているはずです。
私も、子どもたちにとって恥ずかしくない「大人」になれるよう、少しでも努力・挑戦したいと思います。(欠点や未熟なところも多いですけれど)
4月1日のサントリー「山崎」の新聞広告、伊集院静氏が書いた『落ちるリンゴを待つな。』には、「常に何かに挑む姿勢が、今、この国で大切なことだ。」とありました。これは「新社会人に贈る言葉」なのですが、「新PTA会員」にも当てはまります。
一人ではありません、皆で頑張りましょう。
PTAに関する本は、日本の図書館の分類「日本十進分類法」では「374.6 家庭と学校との関係」に分類されます。まず、「374 学校経営・管理 学校保健」の棚を探してください。(大きく分けると「370 教育」の中にあります)
パラパラとめくってみて、読みやすそうな本を選ぶのが良いと思います。
あまり出版年が古いものよりは、最近に出版されたものの方が、今のPTAの事情・保護者の事情を反映しているので、出版年もチェックしてみて下さい。(必ず本の終わりの方に出版情報があります)
過去記事「『七人の敵がいる』『まさかわたしがPTA!?』」でも紹介した2冊『七人の敵がいる』『まさかわたしがPTA!?』は2010年発行ですが、下の2冊も2008年と2009年発行で、今のPTA事情を知ることができる本です。
『PTA再活用論 -悩ましき現実を超えて-』
川端裕人 中公新書 2008年(中央公論新社)
この本は、「PTAってなんなの?」と疑問を感じた人にオススメ。著者自身が、同じ疑問を持って実際に活動し、取材しているので、非常に共感できる内容です。
「PTAの歴史」から、あちこちのPTAの「問題」「改革」にも目を向けています。
これからのPTAをどうしていくのか、実際に現在PTA会員である私たちこそ真剣に取り組んでいかねばならないと、考えさせられます。
批判したり敬遠しているだけでは決して変わらない現実が見えてきます。
『PTAのあいさつ・司会進行・文書の事典』
PTAマナー研究会 2009年(法研)
表紙には、「PTA行事の進行、おつき合い、あいさつ、文書~保護者が苦手としているPTAの悩みを一挙に解決!」という頼もしい文章が書いてあります。
イラストも多くて読みやすいですし、分かりやすい本です。
とくに、役員や正副委員長など「あいさつ」をする機会がある方にオススメです。
この2冊を読んで、私が再認識したのは「PTAは大人が集まる組織である」ということ。
しかし、本当の「大人」としての責任ある行動ができている人間は少ないということも感じました。
おつき合いのマナーも、TPOをわきまえることも、情報の管理も、「大人」として必要なことばかり。
「組織」の大変さは、仕事で経験している人も多いでしょうけれど、PTAは「無償・ボランティア」であるゆえに敬遠したくなるのも分かります。(参加しないまま卒業する人もいますし……)
震災後、社会貢献・ボランティア活動の大切さが見直されて、子どもたちに「良い経験だから、やってみなさい」という保護者も増えていると思います。
その同じ口で、「無理」「面倒」「お金もらえないんでしょ」と言ってはいないでしょうか?
子どもたちも、そんな親の姿勢を見ているはずです。
私も、子どもたちにとって恥ずかしくない「大人」になれるよう、少しでも努力・挑戦したいと思います。(欠点や未熟なところも多いですけれど)
4月1日のサントリー「山崎」の新聞広告、伊集院静氏が書いた『落ちるリンゴを待つな。』には、「常に何かに挑む姿勢が、今、この国で大切なことだ。」とありました。これは「新社会人に贈る言葉」なのですが、「新PTA会員」にも当てはまります。
一人ではありません、皆で頑張りましょう。