『幸福トラベラー』
山本 幸久/著 ポプラ社
爽やかで優しい、青春ストーリー。
読みやすくて、読後感も良くて、中高生はもちろん、大人も胸が温かくなる1冊です。
背が低いことを気にしていて、自分に自信のない中2の男の子が主人公。
でも、彼の良いところは前向きで、人とのコミュニケーションができるところなんじゃないかなぁ。
家族に愛されていることを自覚しているところも、「母」である私は嬉しく感じるキャラクターです。
彼が出会う女の子も、マジメでまっすぐ。
たぶん、こういう女の子もまだどこかに生息しているはず。いるといいなぁ。
初めて出会った二人が、ぎこちないながらも小さな共通点を見つけて、会話を通じて少しずつ近づいていく一日の物語。
二人が出会う大人たちも、いい味出してます。
舞台は東京・上野。上野の観光案内地図などを見ながら読むと二人の移動が分かって面白いかもしれないですね。
この物語を最後まで読んで、『名犬ジョリィ』のエンディング「ふたりで半分こ」を思い出してしまうのは、私の世代ぐらいかなぁ。
あと……表紙のイラストの制服が、母校の制服に似ていて、ちょっと嬉しかったです。
色もデザインも、胸のワッペンの形も似てるなぁ。
(私の時とは制服のデザインが違うのですが、教育実習で行った時の後輩のものとそっくり!)
山本 幸久/著 ポプラ社
爽やかで優しい、青春ストーリー。
読みやすくて、読後感も良くて、中高生はもちろん、大人も胸が温かくなる1冊です。
背が低いことを気にしていて、自分に自信のない中2の男の子が主人公。
でも、彼の良いところは前向きで、人とのコミュニケーションができるところなんじゃないかなぁ。
家族に愛されていることを自覚しているところも、「母」である私は嬉しく感じるキャラクターです。
彼が出会う女の子も、マジメでまっすぐ。
たぶん、こういう女の子もまだどこかに生息しているはず。いるといいなぁ。
初めて出会った二人が、ぎこちないながらも小さな共通点を見つけて、会話を通じて少しずつ近づいていく一日の物語。
二人が出会う大人たちも、いい味出してます。
舞台は東京・上野。上野の観光案内地図などを見ながら読むと二人の移動が分かって面白いかもしれないですね。
この物語を最後まで読んで、『名犬ジョリィ』のエンディング「ふたりで半分こ」を思い出してしまうのは、私の世代ぐらいかなぁ。
あと……表紙のイラストの制服が、母校の制服に似ていて、ちょっと嬉しかったです。
色もデザインも、胸のワッペンの形も似てるなぁ。
(私の時とは制服のデザインが違うのですが、教育実習で行った時の後輩のものとそっくり!)