MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

『なんて だじゃれな お正月』

2014年12月20日 | BOOKS
 「もういくつ寝ると」と、そろそろ歌ってもいいころになりましたね。
 そろそろ冬休みに入る学校もあるのじゃないでしょうか。

 今回は「1月のおはなし」。お正月のおはなしをご紹介します。


 物語は年末、12月28日に始まります。
 ママからお使いを頼まれた主人公が、不思議な男の子に出会って……。
お年取りから、松の内、そして「どんどやき」まで、いろいろなお正月の縁起担ぎを紹介しながら物語は進みます。

 タイトルにもあるように、たしかに昔からの縁起担ぎって「ダジャレ」要素たっぷり。
 「黒魔女さんが通る!!」シリーズでも人気の石崎洋司先生が、面白くてためになる物語に仕立ててくれていて、これを読めばお正月に詳しくなれちゃいます。

 『それなら いい いえ ありますよ』や『じつは よるの ほんだなは』で不思議で愛嬌たっぷりのイラストを描いている澤野秋文先生の絵も、とてもストーリーに合っていて素敵です。

 是非、冬休みに読んでみてください!



<余談>
 お正月飾りを飾るのは「大掃除(煤払い)が済みました。年神様をお迎えできる準備が済みました」ということなのだと、この年になって知りました。片づけもせずお正月飾りを飾ってちゃいけなかったんですね。
 反省、反省。
 でも、「帰省しちゃう場合や旅行に行くときはどうしたらいいのかな?」と、新たな疑問も出てきちゃいます。
やっぱりお年取りの夜いるところに年神様はいらっしゃるのかなぁ?