『Life(ライフ)』
作:くすのき しげのり
絵:松本 春野
瑞雲舎
ちょっと体調を崩していた友人へ、素敵な絵本を見つけてプレゼントしました。
「とても心の温まる絵本。絵もキレイで、何度も読み返したり、手を止めては絵に見入ったりしてました。」と、嬉しいメールが届きました。
物語の舞台は、小さい街の街はずれにある小さなリユースシステムのお店。
自分の使わなくなったものを、心のこもったメッセージとともに置いていき、その代わりに、何か自分が使えそうなものをもらっていくお店です。
悲しみに沈んだおばあさん。
少年。
小さな子供を連れた若い夫婦。
二人の道を歩き始めたばかりのカップル。
少女。
……それぞれがそれぞれの想いを持って、小さなお店を訪れます。
置いていった品には「今までの物語」があり、持ち帰られた品には「これからの物語」があるのです。
ひとりぼっちのようで つながっている、深い悲しみもあるけれど 静かな喜びもある、そんな「ライフ=人生」を、言葉は少ないけれどはっきりと描いています。
子どもはもちろんですが、大人に読んでもらいたい1冊です。
悲しみを抱えている人の心に優しく寄り添ってくれる、そして文字はなくても雄弁に励ましてくれる絵本がたくさんあることを、もっと多くの人に知ってもらいたいと思います。
ちなみに、図書館などで検索するとき「ライフ」や「Life」だと、該当する書籍が多すぎて表示されないことがあります。書籍名のところに「ライフ」、著者名のところに「くすのき」と入力するだけで、ぐっと絞れて、簡単に見つけることができるのでお試しください。
くすのきしげのりさんの『おこだでませんように』も名作です。子どもと接するときに、思い出したい1冊です。
作:くすのき しげのり
絵:松本 春野
瑞雲舎
ちょっと体調を崩していた友人へ、素敵な絵本を見つけてプレゼントしました。
「とても心の温まる絵本。絵もキレイで、何度も読み返したり、手を止めては絵に見入ったりしてました。」と、嬉しいメールが届きました。
物語の舞台は、小さい街の街はずれにある小さなリユースシステムのお店。
自分の使わなくなったものを、心のこもったメッセージとともに置いていき、その代わりに、何か自分が使えそうなものをもらっていくお店です。
悲しみに沈んだおばあさん。
少年。
小さな子供を連れた若い夫婦。
二人の道を歩き始めたばかりのカップル。
少女。
……それぞれがそれぞれの想いを持って、小さなお店を訪れます。
置いていった品には「今までの物語」があり、持ち帰られた品には「これからの物語」があるのです。
ひとりぼっちのようで つながっている、深い悲しみもあるけれど 静かな喜びもある、そんな「ライフ=人生」を、言葉は少ないけれどはっきりと描いています。
子どもはもちろんですが、大人に読んでもらいたい1冊です。
悲しみを抱えている人の心に優しく寄り添ってくれる、そして文字はなくても雄弁に励ましてくれる絵本がたくさんあることを、もっと多くの人に知ってもらいたいと思います。
ちなみに、図書館などで検索するとき「ライフ」や「Life」だと、該当する書籍が多すぎて表示されないことがあります。書籍名のところに「ライフ」、著者名のところに「くすのき」と入力するだけで、ぐっと絞れて、簡単に見つけることができるのでお試しください。
くすのきしげのりさんの『おこだでませんように』も名作です。子どもと接するときに、思い出したい1冊です。