MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

ピロリ菌のいそうな胃?!

2016年07月21日 | いろいろ
 「40歳になったら行く!」と言い続けていた「人間ドック」に行ってまいりました。
人生初「人間ドック」、そして初「胃カメラ」 です。

 数ヶ月前に予約を取ると、予約日の2週間前くらいに資料などが送られてきて、2日前から採便などがあり、いよいよ当日、朝8時半集合です。
 久しぶりに通勤通学時間に電車に乗りました。

 受付をして、まずは採尿。そして着替えて、集合したところで、説明を聞きました。
 その後、内科の先生の診察、身体測定、採血。
 腹部超音波や、肺機能の検査、心電図に、肺レントゲン、眼科の検査。

 ほかの検査は何の心配もしていなかったのですが、一つドキドキしていたのが「内視鏡検査」。いわゆる胃カメラです。

 まず、胃の中をきれいにすると言う液体を紙コップで1杯。
 次に、検査室に入ると、今度はノドの局所麻酔です。
 口の中にしばらくためておくように言われた麻酔の液がノドにしみて、少しヒリヒリしました。(もともと咽頭炎だったのかもしれません)
 いよいよカメラ。
 カメラがノドの入り口ぐらいまでは、少し痛みがあって、涙も出てしまったのですが、胃のほうまで行く頃には少し痛みも減って、画面を見る余裕が出ました。
 とはいえ、最後にまたカメラ部分がノドの入り口を通るときには少し痛みが。
 「痛ーい!」と叫ぶほどではない痛みですが、ノドの異物感って「生命の危機」に直結するからでしょうか、どう頑張っても居心地の良いものではないことが分かりました。
 看護婦さんがずっと「上手ですよ、大丈夫ですよ」と背中をさすって下さっていたのが、とてもありがたかったです。

 先生曰く「うーん、ピロリ菌のいそうな胃だね」とのこと。
 見て分かるものなんでしょうか?
 「6ヶ月以内に、ピロリ菌の除菌をすれば保険適用だからね。6ヶ月以内ですよ。ちゃんと除菌してね」と、血液検査の結果もでていないのに、アドバイスをいただいてしまいました。

 そして。後日送られてきた検診結果には「ピロリ菌陽性」「萎縮性胃炎」「要治療・要再検査」の文字。(胃カメラの先生すごい!)
 胃の検査をレントゲンでなく胃カメラにして、さらにピロリ菌の検査(血液検査)をオプションで追加しておいて正解でした。
 さっそく、次回の診察の予約をしました。

 父も母も保菌者でしたし、小さい頃に小川の水や山の湧き水を飲んだりしてましたから、覚悟はしていましたが、「やっぱり保菌者かぁ」と軽くショック。今まで全く胃炎の自覚がなくて、「胃腸には自信あり!」「滅多にお腹痛くなりません」と思っていただけに、「ピロリ菌」にも「胃炎」にもビックリ。
 とはいえ、治療はお薬を飲むだけときいているので、無事除菌できるように、しっかり忘れずに飲もうと思います。

<関連サイト>
「ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎」に対する除菌治療に関するQ&A一覧:日本消化器病学会H.pylori診断治療委員会
 ピロリ菌の除菌の保険適用の条件などについて詳しい日本消化器病学会のページです。
 胃炎でのピロリ菌除菌の保険適用は、まず「内視鏡(胃カメラ)」>「ピロリ菌感染診断」>「治療」の流れのようですね。

<関連記事>
ピロリ菌治療はじめました - MOONIE'S TEA ROOM
 除菌治療と、除菌検査について書いています。
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