『ニルゲンツものがたり へんてこだより』
斉藤 洋 作/杉浦範茂 絵
小峰書店
どこかの国にある不思議な街、ニルゲンツの楽しくておかしい、短いお話が12編。
小学校での読み聞かせにもいいですね。
終わりの時間まで「もう一つ読めるかな?」と、読んであげたら子どもたちも喜んでもらえそうな1冊です。
著者と画家は『ルドルフとイッパイアッテナ』のコンビ、斉藤洋さんと杉浦範茂さん。
平成6年5月から平成7年の4月まで、ヤマハ音楽教室の会報誌「Onthu」に12回連載で掲載されていたものを、再構成・加筆して絵本にしたそうです。
ニルゲンツはふしぎな街ですから、20数年の歳月も全く関係なくユーモアたっぷり。
この先20年経っても、古くはならないような気がします。
ニルゲンツって、ドイツとか東欧にありそうな気がするのは、なんででしょ。
音の感じかなぁ?
※1996年(平成8年)発売のゲーム『虚空漂流ニルゲンツ』は、全く関係ない……はずです。
お話の雑誌掲載のほうが先(平成6〜7年)ですもんね。