『雪の夜は小さなホテルで謎解きを』
ケイト・ミルフォード
創元推理文庫
クリスマスのホテルを舞台にしたファンタジーミステリー。
ちょっと懐かしい、ノスタルジーを感じるような優しいミステリーです。
主人公は中国系の養子の男の子。
養父母との外見の違いを気にしつつも、愛されて幸せに暮らしている12歳の少年です。
家族で営む緑色のステンドグラスのホテル「GREENGLASS HOUSE」に、想定外のお客さんたちがやってくるところから物語は始まります。
どのお客さんも、どこか不思議で、秘密を抱えている様子。
マイロが見つけた不思議な海図を手に、新しい友だちとマイロの冒険が始まります。
訳者あとがきによると、映画化も進行中だとか。
たしかに、映像になったところを見てみたい作品です。
どのキャラクターも個性的で、イキイキと動いてくれそうです。
正直に言ってしまえば、初めから多くの登場人物が登場してしまって、全員のイメージができあがるまでは、あまり面白くなく複雑に思えるかもしれません。でも、キャラクターの顔が見えるところまで読み進めたら、グッと面白くなること間違いなし。
まず、半分まではさっと読んで、もう一度初めから読むことをおススメします。
グリーングラスハウスで、それぞれが探し求めていたものに巡り合う。
そんな奇跡と感動が散りばめられた、優しくて切ない温かい物語。
家族愛も友情も、冬の夜のぬくもりも楽しめる1冊です。
続編「Ghosts of Greenglass House」(2017)も気になりますね。
ケイト・ミルフォード
創元推理文庫
クリスマスのホテルを舞台にしたファンタジーミステリー。
ちょっと懐かしい、ノスタルジーを感じるような優しいミステリーです。
主人公は中国系の養子の男の子。
養父母との外見の違いを気にしつつも、愛されて幸せに暮らしている12歳の少年です。
家族で営む緑色のステンドグラスのホテル「GREENGLASS HOUSE」に、想定外のお客さんたちがやってくるところから物語は始まります。
どのお客さんも、どこか不思議で、秘密を抱えている様子。
マイロが見つけた不思議な海図を手に、新しい友だちとマイロの冒険が始まります。
訳者あとがきによると、映画化も進行中だとか。
たしかに、映像になったところを見てみたい作品です。
どのキャラクターも個性的で、イキイキと動いてくれそうです。
正直に言ってしまえば、初めから多くの登場人物が登場してしまって、全員のイメージができあがるまでは、あまり面白くなく複雑に思えるかもしれません。でも、キャラクターの顔が見えるところまで読み進めたら、グッと面白くなること間違いなし。
まず、半分まではさっと読んで、もう一度初めから読むことをおススメします。
グリーングラスハウスで、それぞれが探し求めていたものに巡り合う。
そんな奇跡と感動が散りばめられた、優しくて切ない温かい物語。
家族愛も友情も、冬の夜のぬくもりも楽しめる1冊です。
続編「Ghosts of Greenglass House」(2017)も気になりますね。