映画「アナと雪の女王(FROZEN)」の「とびら開けて(Love Is An Open Door)」の歌詞。
ハンス: We finish each other's...
アナ: Sandwiches!
(英語歌詞全文は、「Love is an Open Door」 - DisneyWikiで見ることができます。)
「気が合う二人」という内容の歌詞で、どうしてサンドイッチが出てくるのか分からずにいたのですが、面白い記事を見つけました。アメリカのテレビドラマ「アレステッド・ディベロプメント」の影響があるという記事です。
これを読むと、あの舞踏会の不思議なダンスのことも「なるほど」と思えます。
・Movie News「There Are Three 'Arrested Development' References in 'Frozen' (Four, If You're Being Generous)」 - Hollywood.com
・'Frozen's' shout outs to 'Arrested Development' in GIF form
サンドイッチの出てくるセリフは、第3シーズンの第11話「Family Ties」(2006年放送)。
Michael: It's like we finish each other's...
Lindsay Bluth Fünke: Sandwiches?
Michael: Sentences. Why would I say...
Lindsay Bluth Fünke: Sandwiches?
マイケルが「finish each other's sentences」と言いたいところを、リンジーが「Sandwiches?」と割り込むというやり取りです。
「finish each other's sentences」は、直訳しちゃうと「お互いの文を完成させる」という意味。
「相手のこれから言いたいことが分かっちゃうぐらい以心伝心で、仲が良い」という感じでしょうか?
この場面では、相手がまったく意図していない言葉で割り込んじゃうところが、「finish each other's sentences」という言葉の意味と全く正反対でおかしいですよね。
「Love Is An Open Door」を初めて聞いたのは映画を見る前だったので、サンドイッチを食べるシーンがあると思っていたのですが、知る人ぞ知るユーモアなんですね。やっぱり、「アナと雪の女王」は大人も楽しめる仕掛けがあって楽しいです。(でも、日本語にしちゃうと難しいですね)
<追記>
よく考えたら、アナが「Sandwiches!」と言ったときに、ハンスが「That's what I was gonna say!(それこそ、僕が言いたかったことだよ!)と答えているところ……。
きっと、このセリフこそが、分かる人には「なんでやねんっ!」ってツッコミどころなんでしょう。
相手が変なことを言っても「そうだよね」「僕もそう思うよ」と言う男性って、キャラクターとしては女性を騙す詐欺師か、本気で相手のことを考えていない不誠実な人ですよね。
つまり、この歌詞はこの後の展開の伏線なのかもしれないなぁと思い始めました。
「サンドイッチじゃなくて、ほら、お互いの言いたいことが分かっちゃうってことさ」と正直に言うと歌詞にならないような気もしますが……、このやり取りから浮かび上がる不誠実さがポイントかもしれません。
「なんでサンドイッチなのか?」と思いましたが、サンドイッチ……なかなか意味深なものだったんですねぇ。
<関連記事>
・ジンクス!ジンクス アゲン!(Jinx! Jinx again!) - 『アナと雪の女王』 - MOONIE'S TEA ROOM
今回の記事と同じ曲の中で、英語の「ジンクス!(Jinx!)」がどんな意味で使われているか、記事にしています。
・『アナと雪の女王 サウンドトラック』時系列順並べ替え - MOONIE'S TEA ROOM
・映画「FROZEN」(『アナと雪の女王』) - MOONIE'S TEA ROOM
ハンス: We finish each other's...
アナ: Sandwiches!
(英語歌詞全文は、「Love is an Open Door」 - DisneyWikiで見ることができます。)
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これを読むと、あの舞踏会の不思議なダンスのことも「なるほど」と思えます。
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Michael: It's like we finish each other's...
Lindsay Bluth Fünke: Sandwiches?
Michael: Sentences. Why would I say...
Lindsay Bluth Fünke: Sandwiches?
マイケルが「finish each other's sentences」と言いたいところを、リンジーが「Sandwiches?」と割り込むというやり取りです。
「finish each other's sentences」は、直訳しちゃうと「お互いの文を完成させる」という意味。
「相手のこれから言いたいことが分かっちゃうぐらい以心伝心で、仲が良い」という感じでしょうか?
この場面では、相手がまったく意図していない言葉で割り込んじゃうところが、「finish each other's sentences」という言葉の意味と全く正反対でおかしいですよね。
「Love Is An Open Door」を初めて聞いたのは映画を見る前だったので、サンドイッチを食べるシーンがあると思っていたのですが、知る人ぞ知るユーモアなんですね。やっぱり、「アナと雪の女王」は大人も楽しめる仕掛けがあって楽しいです。(でも、日本語にしちゃうと難しいですね)
<追記>
よく考えたら、アナが「Sandwiches!」と言ったときに、ハンスが「That's what I was gonna say!(それこそ、僕が言いたかったことだよ!)と答えているところ……。
きっと、このセリフこそが、分かる人には「なんでやねんっ!」ってツッコミどころなんでしょう。
相手が変なことを言っても「そうだよね」「僕もそう思うよ」と言う男性って、キャラクターとしては女性を騙す詐欺師か、本気で相手のことを考えていない不誠実な人ですよね。
つまり、この歌詞はこの後の展開の伏線なのかもしれないなぁと思い始めました。
「サンドイッチじゃなくて、ほら、お互いの言いたいことが分かっちゃうってことさ」と正直に言うと歌詞にならないような気もしますが……、このやり取りから浮かび上がる不誠実さがポイントかもしれません。
「なんでサンドイッチなのか?」と思いましたが、サンドイッチ……なかなか意味深なものだったんですねぇ。
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