「Habemus Papam!」はラテン語で、「我ら、法王を得たり!」という意味。
バチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂のバルコニーから、新ローマ法王決定を発表するときに言う言葉だそうです。
英語だと、「We have a Pope!」。
ニュースを見ていても、ローマ法王(ローマ教皇※)の退位は世界中のキリスト教徒にとって本当に大きなニュースだということが感じられます。
だからこそ、ローマ法王の不在が解消されることは非常に喜ばしいことなのですね。
私はキリスト教徒ではないのですけれど、世界の平和を祈り、世界中へ大きなメッセージを伝えてくださる方として、ご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
新法王を選ぶ「教皇選挙(コンクラーヴェ)」が終わって、新法王決定を表す白い煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上がり、隣にあるサン・ピエトロ大聖堂の鐘が鳴った後、新法王の発表で「ハベームス パパム!」。
「Papa」「Pope」も、もともとの意味は「お父さん」。
世界中のカトリック教徒が子どもだとしたら、なんてたくさん子どものいるパパでしょう!
法王が身に着ける指輪は「Anulus piscatoris 漁夫の指輪(Fisherman's Ring)」と言って、漁夫出身の使徒 聖ペトロ(サン・ピエトロ)を初代ローマ法王(ローマ教皇)とみなしているため、その後継者として法王が身に着けるんだそうです。
と、いっても前の法王のものは壊してしまって、新法王には新しいものを用意するのだとか。
金色の指輪には、漁をしている聖ペトロの絵と法王の名前が刻まれています。
そうそう、この言葉「Habemus Papam」がタイトルのイタリア映画があるようです。
Habemus Papam (film) - Wikipedia(イタリア語)
We Have a Pope(film) - Wikipedia(英語)
邦題は、『ローマ法王の休日』(監督:ナンニ・モレッティ)。
英語の「We Have a Pope」じゃ、日本人は分かりませんものねぇ。(『ローマの休日』をもじったのかな?)
この映画、折も折、ちょうど法王退位のこの2月にDVDが発売になったそうです。
DVDの発売決定は去年の10月に発表されているので、こんなにぴったりに法王が退位するなんて、製作会社側もビックリだったんじゃないでしょうか。
ちょっと見てみたいなぁ。
※「ローマ法王=ローマ教皇」
NHKや新聞などでは「法王」が使われていますが、カトリック教会での公式な呼び方は「教皇」なのだそう。
私も、耳に慣れているのは「法王」のほうなのですが、漢字の意味としては「教皇」のほうがあっている気がします。
<参考>
・コンクラーベ 新法王を選出 3月14日 4時7分 - NHKニュースWEB
・Habemus Papam - Wikipedia(英語)
・ペトロ - Wikipedia
・Ring of the Fisherman - Wikipedia(英語)
バチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂のバルコニーから、新ローマ法王決定を発表するときに言う言葉だそうです。
英語だと、「We have a Pope!」。
ニュースを見ていても、ローマ法王(ローマ教皇※)の退位は世界中のキリスト教徒にとって本当に大きなニュースだということが感じられます。
だからこそ、ローマ法王の不在が解消されることは非常に喜ばしいことなのですね。
私はキリスト教徒ではないのですけれど、世界の平和を祈り、世界中へ大きなメッセージを伝えてくださる方として、ご健康とご活躍をお祈り申し上げます。
新法王を選ぶ「教皇選挙(コンクラーヴェ)」が終わって、新法王決定を表す白い煙がシスティーナ礼拝堂の煙突から上がり、隣にあるサン・ピエトロ大聖堂の鐘が鳴った後、新法王の発表で「ハベームス パパム!」。
「Papa」「Pope」も、もともとの意味は「お父さん」。
世界中のカトリック教徒が子どもだとしたら、なんてたくさん子どものいるパパでしょう!

法王が身に着ける指輪は「Anulus piscatoris 漁夫の指輪(Fisherman's Ring)」と言って、漁夫出身の使徒 聖ペトロ(サン・ピエトロ)を初代ローマ法王(ローマ教皇)とみなしているため、その後継者として法王が身に着けるんだそうです。
と、いっても前の法王のものは壊してしまって、新法王には新しいものを用意するのだとか。
金色の指輪には、漁をしている聖ペトロの絵と法王の名前が刻まれています。
そうそう、この言葉「Habemus Papam」がタイトルのイタリア映画があるようです。


邦題は、『ローマ法王の休日』(監督:ナンニ・モレッティ)。
英語の「We Have a Pope」じゃ、日本人は分かりませんものねぇ。(『ローマの休日』をもじったのかな?)
この映画、折も折、ちょうど法王退位のこの2月にDVDが発売になったそうです。
DVDの発売決定は去年の10月に発表されているので、こんなにぴったりに法王が退位するなんて、製作会社側もビックリだったんじゃないでしょうか。
ちょっと見てみたいなぁ。
※「ローマ法王=ローマ教皇」
NHKや新聞などでは「法王」が使われていますが、カトリック教会での公式な呼び方は「教皇」なのだそう。
私も、耳に慣れているのは「法王」のほうなのですが、漢字の意味としては「教皇」のほうがあっている気がします。
<参考>
・コンクラーベ 新法王を選出 3月14日 4時7分 - NHKニュースWEB
・Habemus Papam - Wikipedia(英語)
・ペトロ - Wikipedia
・Ring of the Fisherman - Wikipedia(英語)