そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ちいさな命たち

2006年07月23日 | 昆虫&生き物
自分の目の高さから見下ろしていると、単なる雑草の茂みでも、しゃがみ込んでじっと見ていると、たくさんの命の営みが見えてきます。

今は、たくさんの小さなバッタが、足元からピョンピョンと飛び出します。
ふんずけていないかと、心配になるくらいです。

一人前になるまでには、まだ何度か脱皮しなければなりません。
がんばってね!


ちょっと大きくなっている個体が脱皮していました。

「やれやれ、ふ~~やっと出れたよ」   
お疲れさま!



その横の方にはコナスビに似た、小さな花が咲いていました。

5ミリくらいの花です。名前がわかりません。



少し上の方には、こんな小さなアブの仲間(?)が止まっていました。羽根がきれいなので、マウスオンでご覧下さい。




そうかと思うとこんな風景も繰り広げられて・・・

イトカメムシでしょうか?
手前に居るのも雄と雌のようなので、ただ今お見合い中?



朝早かったので露も残っているはずと、目を凝らして探すとありました!
一枚目の露には、どうもクモがくっついているようです。
マウスオンでどうぞ。

2枚ともとても小さな水滴でした。
トリミングしています。


たくさんご覧下さって、どうもお疲れさまでした!

他にもまだたくさんの、楽しい出会いがありました。
みなさんも、お時間のある時にしゃがみ込んで眺めてみませんか?


<しゃがみ込んで見える世界の楽しさに
              時間忘れる朝のひととき>
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虹色ミステリー

2006年07月22日 | 虹・彩雲・アーク
数年前の画像で、銀塩写真からスキャンしているので、すこし不鮮明ですが、珍しいのでお目にかけます。

雨上がり、何気なく窓から遠くの山並みを見ると、こんな風景が見えました。
山並みのすその部分が、明るく虹色に輝いているのです!!

もちろん初めて見る風景でした。

何がどうなっているのか、さっぱり判らないので、空の写真の師と仰ぐ高橋健司さんに、写真を添えてお手紙を書きました。

頂いたお返事によれば、これは、いわゆる虹のアーチの、てっぺんに当たる部分ではないでしょうかということでした。

私は水平虹ではないかと考えていたのですが、現れている場所から考えて、そうではなさそうでした。

いまだに目の奥に残っている、不思議な光景です。


今日はちょっと頭が痛いので、これ一枚にて失礼させていただきました。
また明日お目にかからせてくださいね。


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真夏の空!

2006年07月21日 | 6~8月の空
あまり雨ばかり続くので、ここらで思いっきり夏空を味わってください! 
去年の今頃の空です。

明け方のにわか雨がやんだので窓を開けると、虹が!
ちょっと青空の見えているときの虹は、いっそうきれいに感じますね。

<今日一日何か良いことありそうな 予感を連れて虹現れる>


午後になると気温もぐんと高くなり、東の空に入道雲が現れます。

まだまだ成長して上に向かって伸びていくところなので、迫力がありますね。

<雷のトラのパンツが見えそうな 入道雲に見下ろされてる>


やがて夕方になると、さすがの入道さまもこんな形に・・・

でも、夕陽を浴びてまだまだ元気そうです。
怪獣の姿にも見えますね?

<一日の仕事終えたと入道が夕陽に向かって叫んでいるよ>


いかがでしたでしょう、少しは夏気分になっていただけましたか?

暑くなるのは大変ですが、すかっと青空みたいですね!


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雨の日なればこそ

2006年07月20日 | 水滴・凍露
降りしきる雨の中、めげずに外に出てみました。とある建物の入り口の壁に、明り取り用にこんなガラスがはめ込まれています。

いつも通るところにあるのですが、今日は暗いので、外側の景色がよく見えることに気がつきました。
雨の日なればこそ、です。


少し離れた所には、虫食いの葉っぱが、木の枝にひっかかっていました。
ずいぶん盛大に食べられたものですね。

この角度だと、晴天だったら逆光になるので、葉っぱは真っ黒に写ってしまうでしょう。
色合いが判るのは、雨天でかなり暗いからこそです。


何か面白いものがあるかしらとしゃがんでみると、こんな三角形の水滴が見つかりました。

下側が重みで膨らんでいますから、正確には三角ではないけれど、雨が、どんどん新しい水分を補給しているので、こんな形が出来たのでしょう。

あっというまに落ちていきました。

待っていればまた出来るのでしょうが、濡れちゃうので、もう帰ります・・・


種田山頭火が詠っているように、お天気の日も雨の日も、その日なればこその楽しみがあるものだと、しみじみ感じました。


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幼子の疑問・カタツムリとなめくじって?

2006年07月19日 | 昆虫&生き物
先日、某サイトの掲示板に、こんな内容の書き込みを見かけました。

子供の頃に、カタツムリとヤドカリと混同していたその人は、「カタツムリが大きくなった時、入る貝殻みつけられないでいるのがナメクジ?」とお母さんに、真面目に質問をしたのだそうです。

お母さんを見上げて、真面目な顔で話している幼い少年と、少し微笑みながら「それはね~」と教えていらっしゃるお母さんの様子が、一枚の絵のように目に浮かびました。

お話の内容は違っても、どこの家庭にもしばしば見られる、ほほえましい風景ですね。


そして、ふと思い出したのです。
自分の幼い日のことを。

どうも、ナメクジというのは子供にとって、なかなか不思議な存在のようです。


私の生家の庭には、ときどき空っぽの“カタツムリのおうち”が転がっていました。

それを見て私は「お出かけしたカタツムリさんが、迷子になって帰れなかったのね」と思っていました。

そしてある日、はたと気がついたのです。

「そうか、帰るおうちが見つけられないので、しかたなくそのまんまで暮らしているのがナメクジなのね! まあ、かわいそう~」と。

大発見だと思いました!!

なので、大急ぎで母に報告しました。
母が笑い転げながら私の肩を叩いていたことを、とても懐かしく思い出します。

大阪の親子ですから、母は「アホやね~この子は!」とか何とか言いながら笑っていたに違いありません。
でも、肩を叩いていた感触が残っているので、なぜ笑われるのか訳が解らないけれど、とりあえず、その話が母に受け容れられていることは感じていたのだと思います。

母との楽しい思い出のひとこまです。



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雨やどり

2006年07月18日 | 水滴・凍露
今日も一日雨でした。草陰でナミテントウが雨宿りしています。水滴が付いて重そう・・・

必死でしがみついているのが伝わってくるような気がして、いじらしさを感じました。
さすがに傘をさして写したので、ブレています。


ビヨウヤナギの葉には、こんな大きな水玉も。
「どうぞ召し上がれ」と言われている気分です。おいしそうですね?



うちに帰ってすぐ、急に土砂降りになりました。
ちょうど我が家の前を飛んでいたアオサギが、あまりの風と雨脚に飛べなくなったらしく、竹薮に緊急着陸です。



しばらくすると、さすがに小降りになりホッとしている様子でした。


こんな大型の鳥は、羽根の面積が広いので、ひどい風雨になるとダメージが大きいのでしょうか?


その後、表に出てみると、いつもは水など流れていない階段の脇が、水路のようになっていました。
ひっかかった落ち葉の先から雨水が流れ落ちて、小さな心地良い音をたてていました。




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思い出は雨の日に

2006年07月17日 | ポエム&好きな言葉
今年も クチナシの花が咲き 雨が想い出をつれて来た

あれから 何十年になるのだろう


人生の岐路に立ったとき 幾つかの選択肢があって

考えあぐねて 相談しても

あなたは 冷たかった

そういうのは、自分で選ばないとね・・・と


選んだ道を 必死で歩いて つまづいて 転んで

どん底の暮らしの中で 思い浮かんだのは 

口惜しいけれど あなたのことだった




泣きながら書いた手紙に 

思いがけず すぐに返事をくれた


「この道が良いと 自分で選んだのだから

どんなに歩きにくかろうと 真っ直ぐ行くしかないんだよ

それでいいんだよ・・・」


ただそれだけの内容だったけれど

わたしは また歩き出せそうな気がした




それから あなたは 

とても愛していた幼い子供を亡くし

忙しすぎて病気になり 

長い入院の後に出社すると

お気に入りだったポストに 机はなかった


それらの出来事の後に

私は どんな手紙を送ったのだろうか


いつも元気が出る便りをありがとうと 

あなたが書いてくれたハガキは

角っこが 少しまるくなっているけれど

今も私の手元にある


クチナシが好きだった あなた

雨の雫の中に

あなたの笑顔が見えるような気がして

じっと見つめる



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「ある日の空」は・・・・

2006年07月17日 | 6~8月の空
今日は「ある日の空」の撮影日。残念でしたが予報が大当たりで、終日かなりの雨でした。
灰色の雲のずっと上では、きっときれいな青空なのに残念です。

こうなったら雨の感じを出して写すしかないと決めて、この画像を投稿することにしました。

今日は全国的に雨のようで、沖縄だけお日さまマーク。沖縄の方が、スカッとした夏空を投稿してくださると良いのになぁ・・・・
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昨日の続きです

2006年07月16日 | 夕やけと薄暮
豪華な朝焼けの後、午前中には南の空でこんな雲が見られました。

ゾウの顔のようにも見えません? 先日のキノコのような雲にも似ています。
何日も繰り返しこんな形が現れるのは、気流の関係でしょうか?
ちょっと気になります。



やがて夕焼の頃になりました。
特にきれいということはなかったのですが、習慣のようにカメラを向けていまし
た。
こんな感じだったのです。


ところがしばらくすると、おや?
向かって右の方に、どうも幻日らしいのが現れ始めました。


しかし、なんだかとても赤みが強くて、果たしてこれは幻日なのでしょうか?
こんなに赤ばかりなのです。




15分くらいでそれも消えて、これで今日は終りらしいので台所へ戻りました。


ところが、ふと気になって窓の方に視線を向けると、どうでしょう。
とても窓が赤いのです!
急いで行ってみると

こんなに焼けていました。
思いがけなかったです。


これもさすがに次第に色あせて、ようやく日暮れていきました。

しかし南の空では、背の高い入道雲が、最後まで赤く染まっていました。


今日も長々とお付き合いくださってありがとうございました

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華やかな夜明け

2006年07月15日 | 6~8月の空
昨日の朝は、なぜか早く目が覚めました。東の空の様子はどうかと窓を開けてみると・・・・もしかしたら、素晴らしい朝焼けが見られそうな雲の様子です!(4時47分)


一分後には、期待通りにこちらの方まで雲が色づいてきました。




それから約2分後、息をのむスケールです。台風が来ているわけでもないのに、何という鮮やかさでしょう。



いったいこれからどんな色になっていくのでしょうか・・・
見守っているうちに、色合いが変化しました。10分後です。

きっと太陽が昇ってきているのでしょう。
明るさが増しました。


やがて、太陽がすぐそこまで昇ってきている証拠に、放射状の光芒が現れました。

時間はもう5時を回っています。


5時13分、建物の上端がキラリと輝きました。
遠くの山の稜線から、太陽が顔を出したのです。
写真右端のビルの窓も、真っ赤に染まっています。

空も一段と明るくなってきました。


そしてこの後は、あっというまにいつもの空になりました。

日中には面白い雲が見られたり、またまた豪華な夕焼けだったり、幻日も現れたのですが、今日はここまで。
また明日、それらをお目にかけましょう。


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