妻女山には、こんな凄いヤマツツジの群生はありません。林下に点在する感じです。昔、妻女山展望台に長野市がドウダンツツジを植えたのですが、全部枯れてしまいました。千曲川対岸の茶臼山では育っています。気象条件も違うのですが、やはり土質のせいでしょう。
東京や神奈川で鷹取山といっても、あああの山と答えられる人はほとんどいないかもしれません。ミシュラン三ツ星の高尾山に比べればかなりマイナーな山ですから。しかし、標高500mもない低山ですがなかなか味わい深い山です。それは、ちょうどゴールデンウィークの頃に、ヤマツツジが満開となるからなのです。しかも、東京のハイカーはGWともなると遠出をするので、余計に穴場となるのでおすすめです。
場所は、神奈川県相模原市藤野町。中央線の藤野駅を下りて沢井トンネルの上に登り、西へ尾根をたどって途中から標識に従って北上するか、沢井トンネルをくぐって左手山上の大日野原の広大な畑を突っ切って尾根に乗るかします。下のスライドショーは、その中でもひときわツツジが咲き乱れた年のものです。低山ですが、アップダウンがありそこそこタフなコースです。また、里山なので枝道がたくさんあります。標識をちゃんと確認することです。登山地図では縮尺が大きすぎるので地形図が必携です。
満開になる時期は、その年の気候によって若干ずれると思います。
2005年5月8日ツツジが満開。
2004年4月29日咲き始め。大日野原に下るつもりが道がわからず、危険な廃道を下るはめに・・。
昔チェルノブイリ原発事故の後、ノルウェーに行った時にあるホームパーティーで、日本は広島、長崎に原爆を落とされたのになぜ原発に手を出したのかと聞かれて、その時はうまく応えられなかったと書きましたが、今回の事故を思うときに、原爆投下と敗戦によって日本人が、抱いたトラウマのことを思わずにはいられませんでした。
核アレルギーという心的外傷後ストレス障害、PTSD(Post -traumatic stress disorder)を多くの日本人が持つのは当然の事で、特にGHQの力の強大さを間近で見た都市部の指導者層、あるいはやがて指導者となった人には、深層心理の中に深く核が沈殿したに違いありません。
アメリカは、そんな日本に対して実に巧妙且つ緻密な占領計画を立て実施してきたといわれています。それが米政府とGEによる「核の平和利用」という甘言だったのではないでしょうか。「核の平和利用」という言葉は、原爆に打ちのめされた日本人の核に対する絶対的な恐怖感を克服できるかもしれないという麻薬のような甘いささやきだったのかも知れません。人は圧倒的に打ちのめされた相手に対して、時には自らすり寄って行ってしまうことがあります。
原子力発電というと、なにかものすごく高度なシステムの様に思えますが、単に核爆発を利用してお湯を沸かし蒸気タービンを回すだけという、実に原始的なものです。巷で揶揄されているように単なる「原子やかん」なのです。それも相当に出来の悪い。その上、核廃棄物の最終処理の方法すら確立していないわけで、十万年先までの子孫に、その処理を丸投げという酷いものです。それをコストに全く加味していないわけですから、これは明らかに詐欺であり、子供達の未来を奪って享楽に耽ってきたといわれても仕方がない事なのです。昭和、平成の世代の人間が将来の子孫に敬われる事は絶対にないでしょう。
「核の平和利用」という甘言の果てに我々が失ったものはあまりにも大きい。結局、原発は原爆だったということでしょう。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」といいます。歴史というと日本史と世界史しか思い浮かばないとしたら、それこそ日本の教育の欠陥です。生物史、地理史などすべての分野に歴史があります。どの分野であれ自分の経験ばかり話す大人には気をつけなければいけないと子供達には教えるべきでしょう。一人の人間が経験できることなどたかが知れています。「芸術は長し、されど人生は短し」といいますが、すべての分野に当てはまることです。「絶対安全」と言い続けた専門家や政治家は自らの傲慢さを恥じるべきです。こういう連中こそ、生身で山中に放り出してやればいいのです。自然は全ての者に対して平等です。「想定外」だらけ。それを知るべきです。
森のあんずは散り始めです。イベントも全て中止で、人出も寂しいものでした。満開が月曜日というのも不運でした。現実的に観光業や製造業で甚大なる被害が既に出ています。夏ぐらいまではなんとかもったとしてもその先は・・。妻女山には桜が咲き始めましたが、例年の様にバーベキューをしたり、子供達の歓声も聞かれません。午後になると東風(こち)の強風が吹き荒れますが、微量の放射性物質が含まれているのは間違いないでしょう。今日は放射能混じりの花散しの雨が降っています。
★机上の論理を振りかざす学者ではなく、現場を知る本当の専門家の提言です。現実は全く違う。非常に重い。30分の必見番組です。
心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた
電力が足りるのかとか、経済活動の側面でしか原発を見られない人達は、さらなる原発事故で日本が終わっても経済活動だけは続くとでも思っているのでしょうか。
★全国の放射能濃度一覧
雨の放射能・食品の放射能・福島原子炉データ・海水の放射能・福島の小中学校のデータ・拡散予測など。
■TEPCO Newsジャーナリスト魂のかけらもないアンフェアな日本の記者クラブに閉め出された海外メディアのために東電が隠しURLで用意した事故発生から直近までの福島第一原発の詳細な写真。
★ネイチャーフォトは、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】をご覧ください。キノコ、変形菌(粘菌)、コケ、花、昆虫などのスーパーマクロ写真。滝、巨樹、森の写真、森の動物、特殊な技法で作るパノラマ写真など。
★【MORI MORI KIDS(低山トレッキング・フォトレポート)】ニホンカモシカに遭遇したトレッキングも数多くあります。
★妻女山(斎場山)について研究した私の特集ページ「「妻女山の真実」妻女山の位置と名称について」。「きつつき戦法とは」、「武田別動隊経路図」など。このブログでも右下で「妻女山」でブログ内検索していただくとたくさん記事がご覧いただけます。
東京や神奈川で鷹取山といっても、あああの山と答えられる人はほとんどいないかもしれません。ミシュラン三ツ星の高尾山に比べればかなりマイナーな山ですから。しかし、標高500mもない低山ですがなかなか味わい深い山です。それは、ちょうどゴールデンウィークの頃に、ヤマツツジが満開となるからなのです。しかも、東京のハイカーはGWともなると遠出をするので、余計に穴場となるのでおすすめです。
場所は、神奈川県相模原市藤野町。中央線の藤野駅を下りて沢井トンネルの上に登り、西へ尾根をたどって途中から標識に従って北上するか、沢井トンネルをくぐって左手山上の大日野原の広大な畑を突っ切って尾根に乗るかします。下のスライドショーは、その中でもひときわツツジが咲き乱れた年のものです。低山ですが、アップダウンがありそこそこタフなコースです。また、里山なので枝道がたくさんあります。標識をちゃんと確認することです。登山地図では縮尺が大きすぎるので地形図が必携です。
満開になる時期は、その年の気候によって若干ずれると思います。
2005年5月8日ツツジが満開。
2004年4月29日咲き始め。大日野原に下るつもりが道がわからず、危険な廃道を下るはめに・・。
昔チェルノブイリ原発事故の後、ノルウェーに行った時にあるホームパーティーで、日本は広島、長崎に原爆を落とされたのになぜ原発に手を出したのかと聞かれて、その時はうまく応えられなかったと書きましたが、今回の事故を思うときに、原爆投下と敗戦によって日本人が、抱いたトラウマのことを思わずにはいられませんでした。
核アレルギーという心的外傷後ストレス障害、PTSD(Post -traumatic stress disorder)を多くの日本人が持つのは当然の事で、特にGHQの力の強大さを間近で見た都市部の指導者層、あるいはやがて指導者となった人には、深層心理の中に深く核が沈殿したに違いありません。
アメリカは、そんな日本に対して実に巧妙且つ緻密な占領計画を立て実施してきたといわれています。それが米政府とGEによる「核の平和利用」という甘言だったのではないでしょうか。「核の平和利用」という言葉は、原爆に打ちのめされた日本人の核に対する絶対的な恐怖感を克服できるかもしれないという麻薬のような甘いささやきだったのかも知れません。人は圧倒的に打ちのめされた相手に対して、時には自らすり寄って行ってしまうことがあります。
原子力発電というと、なにかものすごく高度なシステムの様に思えますが、単に核爆発を利用してお湯を沸かし蒸気タービンを回すだけという、実に原始的なものです。巷で揶揄されているように単なる「原子やかん」なのです。それも相当に出来の悪い。その上、核廃棄物の最終処理の方法すら確立していないわけで、十万年先までの子孫に、その処理を丸投げという酷いものです。それをコストに全く加味していないわけですから、これは明らかに詐欺であり、子供達の未来を奪って享楽に耽ってきたといわれても仕方がない事なのです。昭和、平成の世代の人間が将来の子孫に敬われる事は絶対にないでしょう。
「核の平和利用」という甘言の果てに我々が失ったものはあまりにも大きい。結局、原発は原爆だったということでしょう。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」といいます。歴史というと日本史と世界史しか思い浮かばないとしたら、それこそ日本の教育の欠陥です。生物史、地理史などすべての分野に歴史があります。どの分野であれ自分の経験ばかり話す大人には気をつけなければいけないと子供達には教えるべきでしょう。一人の人間が経験できることなどたかが知れています。「芸術は長し、されど人生は短し」といいますが、すべての分野に当てはまることです。「絶対安全」と言い続けた専門家や政治家は自らの傲慢さを恥じるべきです。こういう連中こそ、生身で山中に放り出してやればいいのです。自然は全ての者に対して平等です。「想定外」だらけ。それを知るべきです。
森のあんずは散り始めです。イベントも全て中止で、人出も寂しいものでした。満開が月曜日というのも不運でした。現実的に観光業や製造業で甚大なる被害が既に出ています。夏ぐらいまではなんとかもったとしてもその先は・・。妻女山には桜が咲き始めましたが、例年の様にバーベキューをしたり、子供達の歓声も聞かれません。午後になると東風(こち)の強風が吹き荒れますが、微量の放射性物質が含まれているのは間違いないでしょう。今日は放射能混じりの花散しの雨が降っています。
★机上の論理を振りかざす学者ではなく、現場を知る本当の専門家の提言です。現実は全く違う。非常に重い。30分の必見番組です。
心からの叫び!元原発技術者菊地洋一さん中部電力靜岡支店で訴えた
電力が足りるのかとか、経済活動の側面でしか原発を見られない人達は、さらなる原発事故で日本が終わっても経済活動だけは続くとでも思っているのでしょうか。
★全国の放射能濃度一覧
雨の放射能・食品の放射能・福島原子炉データ・海水の放射能・福島の小中学校のデータ・拡散予測など。
■TEPCO Newsジャーナリスト魂のかけらもないアンフェアな日本の記者クラブに閉め出された海外メディアのために東電が隠しURLで用意した事故発生から直近までの福島第一原発の詳細な写真。
★ネイチャーフォトは、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】をご覧ください。キノコ、変形菌(粘菌)、コケ、花、昆虫などのスーパーマクロ写真。滝、巨樹、森の写真、森の動物、特殊な技法で作るパノラマ写真など。
★【MORI MORI KIDS(低山トレッキング・フォトレポート)】ニホンカモシカに遭遇したトレッキングも数多くあります。
★妻女山(斎場山)について研究した私の特集ページ「「妻女山の真実」妻女山の位置と名称について」。「きつつき戦法とは」、「武田別動隊経路図」など。このブログでも右下で「妻女山」でブログ内検索していただくとたくさん記事がご覧いただけます。