モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

ヒカゲツツジの京ヶ倉へ(信州里山通信)

2011-04-25 | アウトドア・ネイチャーフォト
★このトレッキングをフォトドキュメントの手法で綴るトレッキング・フォトレポート【MORI MORI KIDS(低山トレッキング・フォトレポート)】にアップしました。ぜひご笑覧ください。

 いつもの旧友達と生坂村にある京ヶ倉に登りました。4月が低温続きだったので名物のヒカゲツツジはまだ咲いていないのではと思いました。低山とはいえなかなか厳しい山だとは聞いていましたが、聞きしに勝るハードな山でした。麻績ICで降り損なって豊科ICまで行ってしまいましたが、怪我の功名で、眼前にそびえる常念岳を見る事ができてちょっと得した気分になりました。

 まず生坂村の下生坂にある鳥原虚空蔵堂脇の林道ゲートに自転車をデポしました。そしてスポーツパーク向かいにある駐車場に車を置き出発。桜が満開の坂道を上って行きます。万平桜並木を過ぎてしばらく歩くと駐車場のある登山口が見えてきます。7、8台の車にマイクロバスが2台。さすがに人気の山です。

 下調べで分かってはいたものの京ヶ倉までは本当に急登続きでした。あえて言えばミニ戸隠。ミニ蟻の戸渡りもありました。頂上への最後の急登は、けっこう厳しい崖の登りが待っています。里山好きでも高所恐怖症の人には向かない山です。その代わり各所に展望の楽しめるポイントがあります。ヒカゲツツジは、幸いにもわずかでしたが咲き始めていました。コブシが満開、ヒメヤシャブシの花も見られました。ヒカゲツツジが満開になるのはゴールデンウィークの頃でしょう。

 京ヶ倉の頂上は、狭く人も大勢居たので大城まで行って昼食にしました。大城は東面に展望が開け、聖山、冠着山や根子岳、四阿山が望めます。帰りは眠峠登山口へ。途中イワカガミの群生地も覗いてみましたが、まだひとつも咲いていませんでした。デポしておいた自転車で車を取りに行ってもらいました。その後やまなみ荘で入浴。帰路につきました。確かに1000mに満たない低山ですが、本当に魅力溢れる山でした。




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★ネイチャーフォトは、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】をご覧ください。キノコ、変形菌(粘菌)、コケ、花、昆虫などのスーパーマクロ写真。滝、巨樹、森の写真、森の動物、特殊な技法で作るパノラマ写真など。
コメント (2)
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