松代夢空間主催の「花と歴史のハイキング2024」が行われました。私はガイド(インタープリター)として皆さんを案内しました。最高気温は23度。でも山中は1、2度低いのです。天気にも恵まれ快適なハイキングができました。
ソメイヨシノは五分から八分咲きです。来週末にはすべて満開になるでしょう。
要所要所で自然や歴史についてお話していきます。なるべく手短に分かりやすくを心がけますが、内容は大学の講義を聞くくらいのレベルの内容にしています
森林組合が作業した松枯れ病についても解説しました。ネオニコチノイド系農薬の危険性についても。里山の崩壊は、街に暮らす皆さんの生活の崩壊につながるのです。
古代科野のクニの斎場山古墳についても詳しく解説。出雲族と徐福伝説、春秋戦国時代の呉越と日本の歴史や高句麗と信州についてなど。その多くがブログ内検索で過去の記事が読めますと紹介しました。
斎場山(旧妻女山)から見る天城山(てしろやま)。昔は手城山と書きました。西にたどると鞍骨山です。
この後に堂平大塚古墳に案内し横穴式石室のある古墳を紹介し、ここの摩訶不思議な歴史も解説しました。そして貝母が咲く陣場平へ。まず上杉謙信の本陣であった話と、菱形基線測点の話、そして貝母の発見と保護活動の話をしました。その後は皆さんに思い思いに撮影していただきました。
貝母は下から咲き始めます。まだてっぺんは蕾です。次の週末には満開になるでしょう。ニホンカモシカが蕾を食べてしまう話もしました。毒草ですがデトックスになるのでしょうか。万葉集にあるといわれる一首は前の記事で紹介しています。
次の週末には、周囲のヤマザクラなどが咲きますと。クサボケの朱色の花やシロヤブケマンも咲きます。それはさながら桃源郷の様になりますとお話しました。時間があったらぜひ訪れてくださいと。月日星ホイホイホイと鳴くサンコウチョウも現れます。
貝母の花の内側。和名の編笠百合の意味が分かります。普通は花びらが6枚で雄しべが6本ですが、探すと9枚のものも見つかります。吸蜜にセイヨウミツバチやハナアブがたくさん訪れて受粉してくれるでしょう。
貝母の花の撮影は、スマホの場合は自撮りモードですることをお勧めしています。満開の頃には周りのヤマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラも咲き、さながら桃源郷の様になります。シロヤブケマンやクサボケも咲き始めます。その後にはウワミズザクラも。
これは数年前の満開の状態です。奥にピンクのオオヤマザクラが咲いています。ウグイスやサンコウチョウ、シジュウカラのさえずりが聞こえます。樫の木のベンチに腰掛けてゆっくりと鑑賞してください。25日ぐらいまでは見頃だと思います。できればその後の糸巻きみたいな実がなるのも見に来て欲しいところです。その頃には氷河期の生き残りといわれるウスバシロチョウも舞い始めます。翌日は妻女山里山デザイン・プロジェクトの作業があるので、メンバーと山で作業をします。見かけたら気軽に声をかけてください。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
ソメイヨシノは五分から八分咲きです。来週末にはすべて満開になるでしょう。
要所要所で自然や歴史についてお話していきます。なるべく手短に分かりやすくを心がけますが、内容は大学の講義を聞くくらいのレベルの内容にしています
森林組合が作業した松枯れ病についても解説しました。ネオニコチノイド系農薬の危険性についても。里山の崩壊は、街に暮らす皆さんの生活の崩壊につながるのです。
古代科野のクニの斎場山古墳についても詳しく解説。出雲族と徐福伝説、春秋戦国時代の呉越と日本の歴史や高句麗と信州についてなど。その多くがブログ内検索で過去の記事が読めますと紹介しました。
斎場山(旧妻女山)から見る天城山(てしろやま)。昔は手城山と書きました。西にたどると鞍骨山です。
この後に堂平大塚古墳に案内し横穴式石室のある古墳を紹介し、ここの摩訶不思議な歴史も解説しました。そして貝母が咲く陣場平へ。まず上杉謙信の本陣であった話と、菱形基線測点の話、そして貝母の発見と保護活動の話をしました。その後は皆さんに思い思いに撮影していただきました。
貝母は下から咲き始めます。まだてっぺんは蕾です。次の週末には満開になるでしょう。ニホンカモシカが蕾を食べてしまう話もしました。毒草ですがデトックスになるのでしょうか。万葉集にあるといわれる一首は前の記事で紹介しています。
次の週末には、周囲のヤマザクラなどが咲きますと。クサボケの朱色の花やシロヤブケマンも咲きます。それはさながら桃源郷の様になりますとお話しました。時間があったらぜひ訪れてくださいと。月日星ホイホイホイと鳴くサンコウチョウも現れます。
貝母の花の内側。和名の編笠百合の意味が分かります。普通は花びらが6枚で雄しべが6本ですが、探すと9枚のものも見つかります。吸蜜にセイヨウミツバチやハナアブがたくさん訪れて受粉してくれるでしょう。
貝母の花の撮影は、スマホの場合は自撮りモードですることをお勧めしています。満開の頃には周りのヤマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラも咲き、さながら桃源郷の様になります。シロヤブケマンやクサボケも咲き始めます。その後にはウワミズザクラも。
これは数年前の満開の状態です。奥にピンクのオオヤマザクラが咲いています。ウグイスやサンコウチョウ、シジュウカラのさえずりが聞こえます。樫の木のベンチに腰掛けてゆっくりと鑑賞してください。25日ぐらいまでは見頃だと思います。できればその後の糸巻きみたいな実がなるのも見に来て欲しいところです。その頃には氷河期の生き残りといわれるウスバシロチョウも舞い始めます。翌日は妻女山里山デザイン・プロジェクトの作業があるので、メンバーと山で作業をします。見かけたら気軽に声をかけてください。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。