~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

記憶

2009-10-24 14:26:21 | 日記
照射された記憶というには、何年たっても色あせず
その日が近づくと、立ちあがってくる気がします。
 命日を目の前にして、思い出そうとしなくても、
浮かんでくる記憶に、心がゆれます。
昨日の夕飯を思い出すのに、四苦八苦する私なのに、
息子が倒れたあの日の記憶が、今もそのままの形で残って
いるのです。あの日の空の暗さも、自分が着ていた服も持っていた
手提げも、その時思ったことも、どう行動したかも
全ての記憶が、まるで体に照射されたように残っています。
 
 今日は朝から、初女先生のテープをかけ先生に
励まされるようにして、祭壇の掃除をしました。
命日が近付くとぼろぼろになる私を、先生はどれほど
支えて下さったか。
今年は泣かずに迎えられると思っていたけれど…
  仕方ないよね 初女先生!
   だって、私はあの子のお母さんだから

 
コメント (2)
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