あの、三浦の講演会から一週間が経ちました。
あの日が特別な輝きを持って私の中に残っています。
「おむすびの祈り」の演題の中で行うおむすび講習会
ご飯担当者は、眠れぬ夜を過ごしたとのこと、毎年ご飯係は
前日は緊張の為眠れないのです。
この日の為に何度もご飯炊きに練習をしてきましたが、
今年の新米は水分が多く、本当に炊くのが難しいのです。
ご飯が上手に炊けるようになったら、それはすべてに通じると
初女先生が言われるほど、ご飯炊きは難しいのです。
ご飯係と同じく、緊張して朝を迎えたのがお出汁係
何度も先生にお出汁の味見をして頂き、その時先生が昆布を
食べたのに驚いたと言ってました。
ご飯もみそ汁も、これほどの量を炊くのも作るのも初めて
ですから、どんなに大変だったことでしょう…
先生がおむすびを結ぶ様子を、皆さんが食い入るように
見入っていました。
「少し前まではおむすびを習うなんて!と言われ
たんですよ。」という先生のお言葉がふと思い出されました。
誰もが、こんなに真剣におむすびを結んだことがないと
緊張しながら結んでいました。
私は、おむすびにしては、少しご飯が柔らかかったかなと思い、
先生に「ちょっと柔らかいですよね」というと、
「よく炊けていますよ」と言う優しいお答えが
返ってきました。
みなさん、結んだおむすびを先生のところへ持っていき
見て頂いている時、本当に嬉しそうでした。
宿泊のゆったりしたおむすび講習会だから、
こういうひと時が生まれるのかなと思いました。
先生が「素晴らしい人が集まったね。すごいね、直さん」と
言って下さいましたが、素晴らしいとは精神性を言われて
いたのだと思い、嬉しくなりました。
16日の朝、前泊の方と先生とのお茶っこタイムを
つくりましたら、もうそこから深い分かち合いとなり
先生が心打たれていました。
この会は深いねーと、先生が何度言われたことか…
おむすび講習が終わり、みんなでおむすびとお味噌汁を
頂き、1泊2日の講演会の終わりが近づいてきました。
最後のご挨拶を先生にして頂いた時、先生が胸を詰まらせ
涙していたのです。
私は、もう胸が一杯になって溢れてくる涙を止めることが
出来ませんでした。
みんなで歌った「浜辺の歌」を、私は殆んど歌う事が
出来なかったのですが、隣で初女先生が一生懸命歌って
いるのです。
その歌声に、また涙が止まらなくなりました。
最後に、先生がお一人お一人とお別れをされるのですが
椅子に座っていた先生が、椅子から降りて正座を
されたので、私はびっくりして「先生、時間が
かかりますから、どうぞ座って下さい」と言ったのですが
先生は、最後のお一人まで正座をされてお別れされました。
初女先生と参加されたみなさんとスタッフの心の鐘が
鳴り響いているようでした。
初女先生と結んだ心のおむすびを胸に皆さんが、それぞれの
場所へと戻って行かれました。
受付係のスタッフが、みなさん来た時と全く違うお顔に
なって帰って行かれましたと、嬉しそうに教えてくれました。
私は、感謝を超えての幸せに包まれていました。
そして、有難うと言う言葉を青空に放ちました。
あの日が特別な輝きを持って私の中に残っています。
「おむすびの祈り」の演題の中で行うおむすび講習会
ご飯担当者は、眠れぬ夜を過ごしたとのこと、毎年ご飯係は
前日は緊張の為眠れないのです。
この日の為に何度もご飯炊きに練習をしてきましたが、
今年の新米は水分が多く、本当に炊くのが難しいのです。
ご飯が上手に炊けるようになったら、それはすべてに通じると
初女先生が言われるほど、ご飯炊きは難しいのです。
ご飯係と同じく、緊張して朝を迎えたのがお出汁係
何度も先生にお出汁の味見をして頂き、その時先生が昆布を
食べたのに驚いたと言ってました。
ご飯もみそ汁も、これほどの量を炊くのも作るのも初めて
ですから、どんなに大変だったことでしょう…
先生がおむすびを結ぶ様子を、皆さんが食い入るように
見入っていました。
「少し前まではおむすびを習うなんて!と言われ
たんですよ。」という先生のお言葉がふと思い出されました。
誰もが、こんなに真剣におむすびを結んだことがないと
緊張しながら結んでいました。
私は、おむすびにしては、少しご飯が柔らかかったかなと思い、
先生に「ちょっと柔らかいですよね」というと、
「よく炊けていますよ」と言う優しいお答えが
返ってきました。
みなさん、結んだおむすびを先生のところへ持っていき
見て頂いている時、本当に嬉しそうでした。
宿泊のゆったりしたおむすび講習会だから、
こういうひと時が生まれるのかなと思いました。
先生が「素晴らしい人が集まったね。すごいね、直さん」と
言って下さいましたが、素晴らしいとは精神性を言われて
いたのだと思い、嬉しくなりました。
16日の朝、前泊の方と先生とのお茶っこタイムを
つくりましたら、もうそこから深い分かち合いとなり
先生が心打たれていました。
この会は深いねーと、先生が何度言われたことか…
おむすび講習が終わり、みんなでおむすびとお味噌汁を
頂き、1泊2日の講演会の終わりが近づいてきました。
最後のご挨拶を先生にして頂いた時、先生が胸を詰まらせ
涙していたのです。
私は、もう胸が一杯になって溢れてくる涙を止めることが
出来ませんでした。
みんなで歌った「浜辺の歌」を、私は殆んど歌う事が
出来なかったのですが、隣で初女先生が一生懸命歌って
いるのです。
その歌声に、また涙が止まらなくなりました。
最後に、先生がお一人お一人とお別れをされるのですが
椅子に座っていた先生が、椅子から降りて正座を
されたので、私はびっくりして「先生、時間が
かかりますから、どうぞ座って下さい」と言ったのですが
先生は、最後のお一人まで正座をされてお別れされました。
初女先生と参加されたみなさんとスタッフの心の鐘が
鳴り響いているようでした。
初女先生と結んだ心のおむすびを胸に皆さんが、それぞれの
場所へと戻って行かれました。
受付係のスタッフが、みなさん来た時と全く違うお顔に
なって帰って行かれましたと、嬉しそうに教えてくれました。
私は、感謝を超えての幸せに包まれていました。
そして、有難うと言う言葉を青空に放ちました。