今年はゆったり過ごそうと思っていたのに、
やっぱり貧乏暇なしという感じでのスタートとなりました。
今日、やっと筆を持つことが出来ました。
書き初めとは言えないけれど、臨書をしました。
王義之(おうぎし)の十七帖の「十七」を書きました。
書きながら、「あ~この字を一年書くかも」と
思ったのです。
昔、造像という書の「一」を一年間書き続けた
ことがあります。
毎回、毎回「一」を書いていたら、「山崎さん、
もう違う字を書いたら」と先生に言われ、
気がついたら一年近く「一」を書いていたのです。
何だか「十七」もそうなりそうな予感が…
「書」って、「一」を一年書いても飽きないものが
あります。
私は、あま後悔はしない方なのですが、「書」とは
もっと早く出会いたかったです。
何しろ習字の時間が大嫌いだったから…
小学校の卒業文集の表紙に、絵は採用され
なかったけれど、筆で書いた題字は私のが
使われたのです。
その時、「書」に出会っていればと、思うのですが
そんなこと思っても始まらないので、こつこつと
書いて行こうと思います。
来週の15日から20日まで、白楽のギャラリー
ハイド&シークでの「明日展」に「創」を出します。
私にとっての一生の課題である「創」
いつか天国の「創」を書きたいのですが、筆の
成長が追いつきません。
また一歩、一歩
「創」が書ける日まで…