世の中がせわしくなって来たら、街から喫茶店が消えて
行った気がします。
昔は、気に行った喫茶店で何時間も過ごすなんて事は
珍しいことではなかったのに…
喫茶店も、店主の個性でそれぞれの特徴があり、
喫茶店巡りも楽しいものでした。
中野にあった「クラッシック」という喫茶店は、店主の
おじさんの趣味がそのままお店になっていました。
いつもクラッシックが流れていました。
コーヒーに添えられたミルクの入れ物が、記憶違いで
なければ、歯磨きのキャップだったような…
それすらも懐かしい思い出です。
今は、コーヒーショップはみんな同じ顔をして
メニューも殆んど一緒
ゆっくり落ち着いて、お店の雰囲気を楽しむなんて
ことはなくなりました。
聞いた話ですが、電気をLEDにしたら客の回転が
早くなったそうです。明るくて落ち着かないので
長居をしなくなった為とか…
そんな今のご時世に、実に素敵な喫茶店を知りました
キャンドルのワークショップがそこのお店であったのです
古民家を改造した喫茶店で、お店の名前も「ミンカ」
店内に本も置いてあり、一日中本を読みに行きたいな
と、思ってしまいました。
ほっと出来る場所が、こんなにも少なくなった今
時々、ミンカさんに行って心を休めたいなと
そんな思いにかられました。
小さなイスキアのようです…