今朝は、昨日のおむすび講習会の思いが
心に残っていて、お米は神事につかうもの
という気持ちで洗って炊きました。
そしたら、夫が「今日のご飯は美味しいね」
と、言うのです。
やっぱりお米も丁寧に扱われると、ちゃんと
応えてくれるんだな~と感動しました。
初女さんも「昔、お米は神様のような存在で
一粒たりとも無駄にしてはいけないと
教えられたものです。」と書いています。
初女さんと台所にいた時、ご飯粒の沢山
ついているお釜を洗った人がいて、その時
初女さんと顔を見合わせ
「あらあら洗っちゃうんだ」という
目をしていた初女さんが忘れられません。
私たちは、いつの間にかお米に対する
日本人の思いを忘れて来てしまったように
思います。
いのちをいただく
今朝もふっくらおいしそうに
炊き上がったごはんが輝いている
一粒一粒が呼吸している
毎日はおろか何十年も食べているのに
飽きもせず食べるたび新鮮な気持ちで
味わえる幸せをかみしめ
今日も感謝で生きる
佐藤 初女
』