テレビで吉野の桜守の番組を
観ていたら、吉野の桜の母樹が
映し出されました。
私は、その時初めて母樹という言葉を
知ったのです。
早速調べてみると「植物栽培のもとと
なる種子や接穂 (つぎほ) をとる樹木」
とありました。
読んでいたら、初女さんのことが
浮かんできました。
初女さんは「愛とは受容れること」と
言われ、ひとり一人を受け容れて
下さいました。
私たちは初女さんの深い愛をもらって、
再び歩き出すことが出来たのです。
初女さんは、私たちの母樹だったん
ですね。
ということは、私たちに母樹である
初女さんから頂いた愛が宿っている
と、いうことです。
この愛をもっと豊かに育てて
いかなければ…
吉野の桜の母樹は、大木と言うには
ほど遠い樹でした。
自分のすべてを他の樹に捧げている
そんな母なる樹のように感じました。
母性愛とは
言葉を替えれば
受け入れること
佐藤 初女