~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

森のイスキアの思い出

2022-09-26 18:06:18 | 日記

仕事から帰って来たら

お菓子が届いていました。

その包装紙が、控えめで

シンプルで、気にいったので

何かの時に使おうと、慎重に

テープをはがしていた時、

初女さんが、イスキアで

丁寧に包装紙のしわを伸ばし

畳んでいた姿が浮かんで

来ました。

折り込みチラシは、蛇腹に

畳んで天ぷらを揚げた時に

油を切るのに使うのと言われ、

これも丁寧に折っていました。

私も一緒に畳みながら、

唯、それだけのことに幸せを

感じていました。

今思うと、豊かな暮らしとは

ああいう時間をいうのだろうな

と、思うのですが…

森のイスキアの生ごみの

少なさには、行くたびに驚き

ました。

すべてに命が宿っているという

思いの初女さんのお料理は

無駄と言うものがなかった気が

します。

野菜の皮も、丁寧にこれ以上

薄く剥けないというくらでした

最後に行った時、イスキアの

トレードマークの人参の白和え

の切り方が変わっていたのです

初女さんもそのことを話して

下さったと思うのですが、

進化し続ける初女さんって

凄いなと思った記憶しか残って

いませんでした。

この間、龍村ゆかりさん

(地球交響曲の映画の

龍村仁監督の奥様)にお会い

した時に、初女さんはどうして

最後に人参の白和えの切り方を

変えたんでしたっけ?と

訊いたら、ゆかりさんが「私も

理由は聞かなかったけれど、

多分、無駄が出ないようにじゃ

ないかな」と言ってました。

それを聞いて、私は

色んな本に出ているイスキアの

人参の白和えの切り方をさっと

変えるなんて初女さんらしいな

と、思いました。


昨日と同じ今日はいやなんです

どんな小さいことでもいいので

毎日の暮らしの中から気づきと

発見を得て行動に移して

いきたいの。

ささやかな積み重ねが、

知らず知らずのうちに

成長につながっていくように

思います。

       佐藤 初女

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