ラジオを聴いていて
突然思い出したのです。
息子が亡くなった後、私は
「死ぬ楽しみができました。」
と言って、死に軸足を置いて
生きているのがおぼつかない
状態でした。
ある時、新聞でいじめで娘を
亡くしたお母さんが、いじめを
無くそうと行動していることを
知り、私は自分の為に生きる
気力はないけれど、人の為なら
生きられるかもしれないと
思ったのです。
そのことを当時とても信頼して
いた先生に話したら、何と
返って来た言葉が「世の為
人の為って、そういうのが
戦争に向かうんだよ…」と
言われ頭が真っ白になりました
子どもが倒れた時、私は母に
連絡する前に、その先生に
電話をしていたのです。
それほど信頼していました…
人の為なら生きられるかも
しれないと思った私の思いは
もっと根源的なものだったのに
と、そのことは封印して
しまいました。
でも、ラジオを聴いていて
人間には利他の心が宿って
いるんだと知りました。
一人では生きられない人間は
利他の心を持って生まれて
来るんだ!
あの時の私の思いは魂からの
ものだったんだと思えました。
誰の心にも他者を思う心が
宿っているのですね。
死に重心が行ってた私を
私の中の利他の心が救って
くれたのです。
今は元気元気で生きてます!
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