最近、幼稚園であったPTAの広報部会でのことですが、ある部員さんが、誰に言われもしないのに、反射的にみんなの分のコーヒーを入れているそのてきぱきした動きを見て、うわぁ、すごい!と種野は思いました。どっちかと言えばおっとりのろまの種野には、とてもまねのできない動きだったからです。そんな、人の、何げない良さを見つけると、なんだかとても幸せな気分になります。
みんな、それぞれに良さを持った人間どうしが、それぞれの良さを教えあったり影響しあったりして、よりよく成長しあうことができたら、すてきな世の中になるだろうなあ…。お気楽な種野はそう思います。
(1999年3月ちこり15号、通信欄)