この7月頃、撮れた写真です。これも、玄関先で子供が見つけて、わたしに教えてくれたのです。子供も、わたしが虫の写真を撮るのが好きなのを知ってて、何か見つけるといつも教えてくれるのです。
ウバタマムシは、弱った松の木や、枯れた松の木に卵を産むそうなので、この虫を見つけたということは、うちの庭にある松の木にとっては、あまりいいことではないのですが、見ていると、やっぱりきれいですね。なかなかに凝った細工です。神様じゃなければ、この発想はないなあ。黒と、なんていう色だろう、不思議な薄茶色というのか、そんな色で、おもしろい模様をつくって、美しい虫にしてしまう。技術と、美に関する深い経験がなければ、どんな職人にも作れない。
本当に、びっくりするくらいきれいなものが、たくさんあるのだ、この世界には。
そしてこれは、昨日紹介するのを忘れた、カマキリの幼虫です。もったいないので、一応。
これも7月頃にとりました。まだ小さな青いカマキリ。お尻をそらして、こちらを脅しているのがかわいい。
これも、うちのお隣の家にある小さな花壇にいたのを、子供が見つけて、教えてくれたのです。