世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

出版キャンペーン

2019-02-18 04:25:15 | 気層化石


文芸社で春の出版キャンペーンがあるそうなので、一応エントリーしてみることにした。

応募者の中から一人だけ、無料で出版してくれるそうだ。

同人誌印刷で出そうと思ってた短編集の原稿があるので、それを送ってみたよ。

出すだけならただだしね。

実は文芸社からキャンペーンの通知が来る日の前日に、近所の神社に行って、天使の作品が出版できますようにと祈ってきたんだ。

その翌日にこれが来るということは、何か導きがあるのかなという感じだ。

まあ、落ちてもともとだし。

文芸社では出したくないなんて前に言ったことがあるけど、結局はそこしかないのかなという感じもするよ。





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そぼろ丼

2019-02-17 04:41:35 | 気層化石


息子にそぼろ丼の作り方を習った。

四男坊は料理が好きで、よく夕食を作ってくれるのだが、母親のレパートリーが少ないことも憂えているらしい。

ノートに作り方を書いておくから、たびたび作ってよということだ。

彼はみそ汁のだしなんかもきちんと昆布と鰹節でとるんだ。

わたしはいつも人工調味料使ってるけどね。

やっぱり手間暇かけた料理はちがうよ。わたしも見習わないといけない。





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お見舞い

2019-02-16 04:38:23 | 気層化石


昨日、やっと実父の入院している病院にお見舞いに行けた。

脳梗塞で倒れた実父は言語障害が出たので、会話はできない。

でも、わたしが来たとわかったら、目がさっと親の目になったよ。

なにかを言いたそうだったが、何を言いたいのかはわからなかった。

なにもできないので、おでこにほおずりしてきた。

親はくすぐったかったかもしれない。

今度は孫を連れてくるよと言って帰ってきた。





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息子たち

2019-02-15 04:27:19 | 気層化石


ながいこと半ひきこもり状態だった長男が始動したようだ。

父親の仕事を継ぐと言って、ホームページを作ったりしている。

まだおずおずとだけど、自分を何とかしようとしているようだ。

うれしいね。

かのじょが生んだ4人の息子たちは、われわれの息子でもある。みな愛している。

かのじょのためにも、何とかしてやりたい。





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立ち止まる

2019-02-14 04:24:20 | 気層化石


散歩の途中で、わたしはよく立ち止まって空を見る。

昔の記憶がよみがえってくるからだ。

記憶と言っても、みなで共有しているこの存在の記憶なんだけどね。

若いころの小さな失敗だとか、幼いころ味わった貧しさや寂しさだとか、思い浮かんでくると、わたしは通り過ぎていくことができずに、ついかみしめてしまうのだ。

ここらへんが、ゾスマやエラキスと違うところだ。

彼らは過ぎ去った小さなことになどかまわない。どんどん前に進んでいく。

だけどわたしにはそれができない。苦い記憶が浮かび上がってくるたびに立ち止まって、ゆっくりと思い返してしまう。

過ぎ去ったことになどもう何の解決策もないのに、しばらく立ち止まってしまう。

若いころというのは悲しい。過ちから逃げられない。もちろん、過たねばわからないから人は過つのだが、それがどうもかなしいくらいいとおしくて、わたしは立ち止まってしまうのだ。そしてしばらく、自分の小さな傷を愛撫する。

しばらくすると、まあいいかという気持ちにもなって歩き出すのだが。

こういう自分の癖というか、馬鹿なところというのが、わたしはいいと思うんだ。





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今は

2019-02-13 04:34:25 | 気層化石


切り絵の下描き。

アンタレスを描こうと思ったんだけど、似なかったので、途中から女性像に変えたのだ。きつい目の美人になったけど、そのまま仕上げずに放っておいてある。

絵はなかなかやる気が出ないのだ。馬鹿に活動を邪魔されているからだ。

だがまあ、やる気にならないのなら、今は無理にやらなくてもいいと思っている。

何もしないでいるのも選択だ。

ひとりひきこもり部屋に閉じこもって、仲間とばかり話している。

窓から降る光を浴びて、神を感じたりしている。

春が近いね。ひざしにもそれを感じる。

そのうちまた忙しくなるだろう。この存在をフル回転して表現しなければならない日は来るだろう。

その時まで、今は十分に自分を休ませておくとするか。





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髪を切った

2019-02-12 04:23:54 | 気層化石


気付いているかもしれないけど、この日記は時間的に少しずれがあるんだ。

思いついたときに適当に何日分か書いて、順繰りに発表したりしている。

だからほんとは髪の毛を切ったのは今日から五日くらい前のことになる。

ひさしぶりに美容院に行った。行きつけの美容院のカードを見てみたら、前に髪を切ったのはなんとおととしの11月だった。

ちょっと問題あるね。

切ってくれた美容師さんはベテランらしいおばさんで、いろいろ細やかに気を使ってくれた。

シャンプーも上手だったし、コーヒーもおいしかったので、こんなのだったら、もっとさいさい通ってもいいかなと思った。

でもまた、髪が伸びて邪魔だと感じるまで、行かないんだろうけどね。





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菜の花

2019-02-11 04:11:09 | 気層化石


かのじょが愛していたあの野原のすみに咲いている菜の花。

今年も咲いてくれた。

実は、この野原の一隅に、だれかが除草剤をまいたらしくて、毎年咲いてくれてた菜の花の株がひとつだめになった。

それが少し悲しい。かのじょが生きてたころから親しんできた花だったからね。

野原は全体がイチジクの畑になってるし、もう前のようには立派な菜の花の群落は、ここでは見られないだろうね。





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オセロー

2019-02-10 04:26:48 | 気層化石


ぼちぼち読んでる。

訳者にもよるのだろうが、シェイクスピアの言葉は軽妙でリズムがいいね。

おもしろい。

しかし、スランプ気味で気分がちょっとアレなときには、悲劇はちょっと重いね。

本当のことを言うと、天使の著作が読みたいよ。古いのではなく、新しいやつが読みたい。

賢治もアンデルセンもいいが、今の時代でなければ書けないものがある。

われわれはスランプ中なので、まだ自分で作ることができないのがつらいね。

時々ウラヌスの語録なんかを読んで慰めているが、よかったら本格的に何らかの著作をやってくれないものだろうか。

シリウスの著作も読みたいね。





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オオイヌノフグリ

2019-02-09 04:17:16 | 気層化石


晴れた暖かい日、そろそろ咲いているんじゃないかと思って、近くの空き地に行ったら、ひだまりにたくさん咲いていた。

毎年のことだけど、見つけるとうれしいね。小さな草むらに星が光っているようだ。

そんな感じだからだろう、この花にホシノヒトミとかいう別名をつけようという運動があるそうだけど、それはちょっと俗っぽいような気がして好きではない。

わたしだったらもっと詩的で強い名前をつけるよ。そのほうが花が喜びそうな気がする。

イヌフグリでいいんじゃないかな、今は。実をみれば、なるほど、と納得のいく形をしているし、どこか強そうな感じがする。

人間が、もっと花の心を知ることができたら、もっといい名前を花につけようと思うかもしれないね。





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